ゆるりと壺中日月長

ゲーム(主にADV)感想備忘録

忍び、恋うつつ-雪月花恋絵巻- キャラ別感想2 秀虎/義家/忠人/半蔵

Vita【忍び、恋うつつ-雪月花恋絵巻-】の感想続きです。



ネタバレあります!未プレイでネタバレNGの方は以下の閲覧をお控え下さい。

 

忍び、恋うつつ-雪月花恋絵巻-

大ハーレムルート

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一纏めにした縮小版からの、所謂全員かえでちゃんが好き状態から誰ともくっつかないまま、恋の勝負はこれからだぜ!的なもの。
これはこれでストーリー展開も違ってて面白かったです。あのイジメていた女子生徒もしっかり謝罪するのも好感。しかもかえでちゃん贔屓になるv
雪崩れる様にかえでちゃんに惚れていく皆の姿はいっそ気持ちいい(笑)。
我来也くんが一際可愛かったです。いいコだなぁ(*´▽`*)あ、でも穴山先輩のパニックも再びで可愛かった。
このハーレムルートがベースで上画像のVita版追加キャラ4人が攻略対象として登場。でもこのルートがベースだと、皆かえでちゃんらぶ状態なのに、絶対こちらでは上の4人以外恋人になるルートが無い彼らがちょっと不憫。
あ、一人例外がいた(笑)。いましたよ、あの狡い大人がっ!「ん?誰の事かな?(^-^)」みたいなしれっと人がっ。

豊臣 秀虎 CV:杉田 智和

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一昔前の不良かいなという、わざとらしい夜露死苦とか「だぜぇ!」とか「女(スケ)」発言とか、暴れん坊将軍みたいな登場シーンと馬鹿っぽさには凄い濃いなぁ~、って言うか杉田さんのこの言い方やたら気合い入ってるなぁ~(笑)と、そんな事を思ってプレイしてたら。ら!
実は聡明で上に立つ者の才と器を兼ね備えた賢君。しかももの凄い誠実で紳士。こんな人が将軍になるんなら、国は繁栄するんだろうなという素晴らしい人でした。
女性に対して本当真面目で真摯で誠実なので、頭なでなではいいなぁ~とは思ったのですが糖度はかなり低めなのがやや物足りない(笑)。
もっと年上なのかと思ってたんですが、かえでちゃんとそんなに変わらないとか言ってたので大人だ…と(笑)。
思わず押し倒す、とかないんですよね。思わず抱き締める、までで留まるので若いのに出来てるなぁと。真田先生、ちょっと見習った方がい…(もがっ)
尊重しあい支え合いながら大事にしてくれるんだろうなという点では、一番安定感あるなと感じた秀虎さんでした。
でももうちょっと攻めて欲しかった気がしないでもない(笑)。

 

宇喜多 義家 CV:梶 裕貴

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前半、介護されてる方とヘルパーさんに見えて仕方がなかったです(;^ω^)
って言うかね、顔についたご飯粒くらい自分で取れ。
キャラとしては非情に面白いのですが、恋愛対象キャラとしては無理!あんなに動かない男無理!いやもう…顔は確かに文句なくイケメンだけれども…うん、無理だわー(何回言うねん)。
息子がでかくなって彼女にあんな事させてたら、私確実に夫を呼び出し張り飛ばさせる(力仕事担当)。
悪い事は言わないから蹴り飛ばして捨ててしまえと彼女に進言する。←
とは言え、かえでちゃんに本気で惚れ、長く逃げ続けてきた友人の死の件にしっかり向き合う事で一気に恰好良くはなるのですが。
まあ基本はだるだる好きな様なので、「お世話してね?」モードなので今一つ決まらない(笑)。
決める時には決めるし、嫉妬もしっかりしてくれるし、好き好きアピールしっかりあるし、なのでまあ良いかな(何故に偉そう)。

 

霧隠 忠人 CV:江口 拓也

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全くもって興味がなかったです、ごめんなさい!(>_<)
色々流されやす過ぎ消極的過ぎです、彼。
ちょっともうちょっと男らしかったらなぁと。頼りなさすぎて何処がいいのか私にはさっぱり分からなくて本当、申し訳ない。
だってこれ、蔵人お兄ちゃんと三角関係になるじゃないですか!!
どう考えても蔵人兄の方が良いですよ!!こんなに格好良く好きだって言ってくれてるのに振らなきゃいけないのは何故だ!?←忠人ルートだからです
わかんないっ!かえで、おかーさん(誰のおかんですか)、わかんないよっ!!!←笑
只々、蔵人が不憫で仕方がないとしかなかったです。

 

服部 半蔵 CV:石川 界人

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こちらも同じく堂々公式で『隠し攻略キャラクター』。いいのか、忍なのに隠さなくて(そういう問題でもない)。
真田先生と服部くんのラスト近くの二人から紡がれる言葉はこの作品のタイトルを冠したもので、このルート深い。
もう居ない百年前の主の密命と現の主君と、それら両方の血を継ぐ姫の存在に縛られ続ける一族の一人。
首謀者だっていうのはバレバレ状態からになるんですが、最初は本当に殺しにかかってくるので怖いです。何がってかえでちゃんの超越した鈍っぷりが怖い。
いやもう気づこうよ!ってなる程殺意滾らせてる怪しさなのに、皆が不振がったり心配したり注意したりしても呆れるほど良い方向に捉える。
見ていて危なっかしいわ!真田先生の気持ちが何かちょっと分かってしまったじゃないか!←笑(分かりたくないのかい)
真田先生の牽制&警戒が強まって、特別授業と上手く引き離しにかかった頃は半蔵も心惹かれ出していたので、この二人の遣り取りが不謹慎ながら嫉妬もあって萌える。
でも後半は本当切なそうで苦しそうで(>_<)
服部半蔵として生まれてきて、すまない。」「恋をして、すまなかった。」なんて言うし。泣けてしまいましたこのシーン。
でもそこはかえでちゃん、生まれてきた事を後悔なんてさせない!と頑張ってくれるので、この辺りの流れは強い行動力で動いてくれるので嬉しい。
幸せになってほしいなと思うキャラ。放っておけない系。境遇が酷過ぎる人はもう不幸で終わってほしくないです。
ハピエンはホッとしました。心から笑えるならまだ心情的に色々あるだろうけれど、それでいい。
で、彼だけはBADENDがあるんですよね。まあ、致し方ないとは思うのですが。
が。がーっ!!!(落ち着け)
真田先生がーっ…キツイ、私このEND記憶から素早く抹消する様努めます、はい。
だってもう…何あれどうしてそうなるかえでちゃん。最後の真田先生の消え入りそうな「愛してる」に私ちょっと立ち直れそうにない。
スチルあるから頑張ってみようと思って頑張って見たけどね。うん、もう全員不幸せだわ其処にあるの愛じゃなく主従関係だけになってるわで、Vita持って項垂れた。
先にBAD見て正解でした。最後に回したら尾を引きそうです。

とか思ったらもう一つのENDがまさかの真田END!!
うぇぇぇぇ!?Σ(゚Д゚)めっちゃ横からかっさらっていったんですけど!!?
何これ何この人何この特別扱い大人って狡いっ!!(爆笑)

 

それでは!