ゆるりと壺中日月長

ゲーム(主にADV)感想備忘録

吉原彼岸花 久遠の契り キャラ別感想2 惣一郎/時雨/辰吉

Vita版『吉原彼岸花 久遠の契り』感想続きです。

 

𠮷原彼岸花 久遠の契り

使用画像の著作権は、Maria Crown及びPROTOTYPEに帰属します。

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この二人を並べただけで、何もしてなくても後退りしたくなるのは何故だろう(笑)。
表と裏のメインヒーロー位置。…なのかなぁ?(疑問符つけない)
でも惣一郎さんは表裏一体かもしれません。←だってー
真相もぶっちゃけておりますので、皆さまのネタバレ境界線にはご注意を。

 

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そしてVita版より攻略追加の辰吉さんです。この二人は↑画像の関係性が何より雄弁に物語ってます。揺るがない支えがあってこそ、自信を持って堂々歩んで行ける千早花魁。
魁道中の傘持ちスチルはもう一枚あるのですが、とても好きなスチルです。

 

ネタバレあります!未プレイでネタバレNGの方は以下の閲覧をお控え下さいね。

 

キャラ別感想

伊勢谷 惣一郎 CV:中澤 まさとも

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ひたすら良い声で、惣一郎さんのイメージがナチュラルに馴染まれてて、柔らかボイスに耳ご褒美(*´ω`*)でも、惣さんちょっとかなり怖かった(笑)。
えっと、ズバッと言ってしまえば予想は出来る鬼灯の幼馴染。綺麗な淡い幼い初恋の思い出、みたいな回想ながら、ちゃっかりキスしてたのにはこの幼馴染、出来るタイプだ…やりおる(;・∀・)と思ってしまった(笑)。
柔和で穏やかそうな感じなのですが…でも何だかこの方、かなり計画的と言うのか用意周到っぽさを感じてしまうのです。
正直吉原での出会いから再会までの順が出来過ぎていると言うのか、怖いくらい整い過ぎていて、何かあるんじゃないかと身構えてしまう。←構え過ぎ
藍染屋の奉公だったのが、どうしてそうなったのか急成長を遂げた廻船問屋の若き主とかになってるし、非の打ち所がない立派さでサラッと凛ちゃんの前に登場するしで、何かこう、危険シグナル点滅を感じた私(笑)。
何処向いても不明瞭で謎めいてる人です。ひたひたと塗り染められている様な、冷えた感覚を覚えました(怯えすぎ)。
だって神社にお参りに来た凛ちゃんに、タイミングばっちりで会えるかな?と思って待ってみたんだ、とか言われても。言われても。ホントに?ってなる(このタイプに猜疑心絡められ中)。
凛ちゃんが桜華屋で良くしてもらってる会話の中で、時雨さんの名が出た途端、「時雨様?」とまあ即座に繰り返してふっと低く落ちる声音の切り替え凄っ!不穏な気が背後に見えた気が。オーラ見えましたよ。黒と紫系のオーラっ!いや、あの一言何か怖いですって!しかも続いて「その人は、凜に良くしてくれていたんだね」の、あの立ち絵ですよっ!怖いっ、本気で怖いっ!何で立ち絵で怖さがあんなに出るのー!?
しかも声がめっちゃ冷ややかです。冷気感じました(笑)。中澤さん、流石ですとばかり(そればっかりだが、そう思う)。
と、怖い怖いばっかり言ってますが(本当に)、凛ちゃんを身請けする為に今の地位を手に入れた、俺の気持ちは変わっていない、迎えに来たんだと告げる所からの展開は切なくも甘くて素敵でした。
惣一郎さんにそう言われても、さんざん身を売ってきた自分と、真っ当な路を歩んできた彼とでは釣り合わないと、嘆く凛ちゃんに口付け、囁く優しい言葉は凛ちゃんの心を解していくかの柔らかみ。BGMの入れ方が上手すぎてまた泣かせる( ;∀;)
「俺の目に映る凜は、いつだって綺麗だ」「ほら。やっぱり凜は、今でも泣き虫だ」この何とも言えない甘やかす最上級な声のトーン、疲れてる時に言われたら間違いなく落ちるでしょ、みたいな狡さ!
忍さんとの遣り取りが面白かったです。馴染み客と聞いて不穏な空気またも発しかけた惣一郎さんに、能天気にショクラアト(チョコ)せがむ忍さんの朗らかさがめっちゃ好き。癒される(笑)。あの惣一郎さんが毒気抜かれてましたよっ!←
葡萄酒で酔った凛ちゃんに対して「本当に酔った凜が見られたから。しかも俺だけが」「俺だけが」でいきなりシチュCDダミヘ使用ですかと言いたくなる、囁き落ちるエロい美声は何事か。
登楼しても決して手を出さず、身請けして夫婦になるまではと言ってくれる彼に、凛ちゃんは綺麗過ぎる真摯な彼にやっぱり差を感じて自分は遊女だと、自棄になって煽るんですが、そこで惣一郎さんも想いは本気だと負けじと言い返して遂に押し倒してしまう…これ、大変萌えました(趣味悪っ)。
私、平気そうに紳士にしてそうで、内心とんでもなく欲情必死に抑え込んできた人が、ヒロインのうっかり行動でネジ飛んじゃうの好きです!楽しいじゃないですか!(馬鹿です)「俺が、必死で欲情を抑えてたのに…」とか言わせちゃうのってもう何処までどれだけ如何ほどな欲情なんですかとかその辺詳しく…(黙ろう)。
時雨さんの遠回りな牽制と言うのか警戒と言うのか、どのルートでも執着が見えてここぞというタイミングで釘を刺してくるから、この人も抜かりなく怖いです。
彼の片目の理由が此処で判明。うーん、そりゃ凛ちゃんがともすれば時雨さん寄りになっちゃってしまうのは仕方がない経緯ですよね。優しく気にしないでいいとか言われてしまえば余計に。これも計算だったら時雨さん超怖いけど、とつい疑いの眼差しで見てしまう((;^ω^)
想いを交し合い、深まる仲になった頃に贔屓し過ぎは店として良くないと、時雨さんから惣一郎さんと距離を取るようにと言われ、暫く逢えなくなるんですが、私の中で怖い感覚がずっと抜けなかった惣一郎さん、柚ちゃんがちらりと発していた言葉にうんうん、だよねーと思ってたら出ましたよーっ!(またもお化けの様に)ダークゾーン惣一郎さんの片鱗!
とは言え、犯罪も併せ持った仕事をしていたのも、全ては凛ちゃんを身請けし自由にさせる為に必要な金をという、その思いだっただけに「どれだけ泥にまみれても、こうして君を抱き締められる道を選ぶ」には、暗くも激しい熱情がヒシヒシと伝わってきました。ただ私、ここまで凄いと怖くて萌えつつも怖い(何回目)。
でもってですよ!た、辰吉っつぁんが惣一郎さんが手を回した潜入員だったなんて!つーか、惣一郎さん周到過ぎて怖いっ!!(そればっかり)
でもおかげで今までより凛ちゃんと辰吉さんとの会話シーンが多くて、この事情を打ち明けた時の励ましとか優しい声音がとっても落ち着き癒されました(*´ω`*)今から楽しみ辰吉ルート♡(今は惣さんだよ)
結局惣一郎さんは身請けの話を持ち掛けるんだけど、時雨さんは彼を元より怪しんでいたそうで断ってしまい、且つ告白に近い事まで告げてくるんですけど、この人もかなりややこしそうな感情持ってそうだなぁ、と。惣一郎さんとか時雨さんってどうにも難しい人達っぽくて、つい色々疑ってかかってしまいたくなる(笑)。
その直後に遂に惣一郎さんの裏稼業がバレて役人に終われる羽目になり、辰吉さんが足抜けを手伝って彼の元へ…なる流れなんですが。ここ、辰吉さんが超恰好良くて!!(惣さんルートだって)出番多いし優しいしで、逃亡途中まで何か嬉しかったです、私が(お前かい)。
この辺り、惣一郎さんあんまり出てこないものだから(出てこれない状況なんだけども)、ついつい大変な状況なのに辰吉さんに目を奪われておりました(笑)。

ベストの条件制限があったので、最初はBADEND『遠い日の約束』のルートに入りました。惣一郎さんとは落ち合えたものの、凛ちゃんは逃亡中に負った傷から破傷風になり、もう助からないとなり故郷の駿河へ最期に向かい、あの約束の湖へ。
謝る惣一郎さんの涙がひたすら綺麗で哀しかったです。ただ凛だけが欲しかった、幸せにしたかった、望みはそれだけで、その為ならこの手を汚しても良かった、なのに巻き込んで死なせてしまう、守れなくて、助けられなくて、君の事を好きになってごめんと、謝り続ける姿が胸痛かったです。好きになってごめんは駄目だよー、泣ける(T_T)
惣一郎さん、怖い面あるし歪んじゃうととことんえげつない(言いたい放題)なんだけど、一途な愛情はとても深いです。
そしてこの画像にあるシーンの通り(本編使用スチルは別にあり)、二人共に湖に沈んで逝く――と、結末は哀し過ぎるのに、このENDのラストスチルは本当に綺麗でした。朔夜のBADもでしたが、遊女との結ばれない悲恋を綺麗に見せて頂きました。やっぱりやりきれませんがね…(T_T)

もう一つのBAD『奈落の果て』は…は…(何)、本当に奈落の果てでした(は?)。やっぱ惣一郎さん怖いよーっ、時雨さんも皆壊れ過ぎーっ(>_<)
壊れてしまうENDはそれぞれ壊れ方が色々ですが、これ特にめっちゃ歪んでる。何の拷問ですか…痛いようっ( ̄▽ ̄;)
何だろなー、彼、怖い時とか特に蝶毒の真島さん思い出します(笑)。そう言えばビジュアルもちょっと雰囲気似てる?

ノーマルEND『騒がしい見舞い客』、惣一郎さんのルートから分岐で見たんですが、桜華屋の女性陣がこぞって風邪をひいた千早花魁に構いたがる、仲良しほっこりENDでした(*^-^*)
重いし哀しいわで疲れてきた頃だったので、メンタルめっちゃ癒された…✨←笑

ベストEND『鬼灯笛』、辰吉ルートを終えてからだったので、この惣一郎さん見てちょっと安心した(笑)。そして時雨さんですね…うん、予想通り(;・∀・)
惣一郎さんのあの時雨さんに向けた憎しみは凄まじいものだったし、やった事からすればそりゃそうだろだし。でもあそこで時雨さんを殺して凛ちゃんと幸せに暮らせても、ずっと闇が巣食っていたんだと思うから、凜ちゃんが止めてくれたのは良かったのかなと。綺麗ごとではありますけどね。やっぱり大事な身内の存在の命を奪う形にまで追いやり、騙されて遊郭に…って思うと苦しませて殺してやりたいと思いますよ。
しかし、本当に惣一郎さんって凛ちゃん好きですね。何処でもかしこでもはよろしくありませんよ(笑)。しかもあの表情!色男だからいいものの、何かどっかの悪い男ですよーっ、Sが顔に出過ぎです、惣さん(笑)。でも他ルートとBADがああなので、漸くベストで心から穏やかな表情を見れた事はホッとしたと同時に嬉しかったです。

疑って怖がってばかりでごめんなさいの惣一郎さんでしたが(本当にな)、裏の仕事に手を染めてでも、ひたすらに純粋に凛ちゃんへの愛を貫いている、とても一途な人なんだと。
でも一歩間違うと本当に怖いENDまっしぐらなので、にこやかなあの笑顔に怯えてしまう条件反射(笑)。

 

桜華屋 時雨 CV:森川 智之

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老舗遊郭『桜華屋』の楼主様です。ご登場ですよ、キング森川さんですよ。何かこの間、銀魂観てた所為で最初語尾に「だお」ってつけそうになった(全然違うから)。
これ凛ちゃんが吉原遊郭に身を売る事になった経緯を知った時、もしかしてこの人やらかしてませんか?と思ってたんですが。さてさてどうだろう、とプレイ。
他キャラルートでちょこちょこ凛ちゃんに執着を見せていた時雨さん、惣一郎さんルートで一人の女性として愛情を持っている事がはっきりはしたのですが、何だか屈折感を垣間見せるものであったのでビクビクしつつ(だから怯えすぎ)。
落ち着いていて大人で、身を売る事になった凛ちゃんを立派な花魁として自らの手で一から育ててくれ、危機に庇ってくれた一生の恩人でもある存在なので、凜ちゃんはかなり敬愛と親愛を持っているのが共通から窺えます。
個別に入ればいつまでも子供扱いされる事にもやもやしつつ、時雨への恋情を気づかぬうちに灯らせていく形なので、この二人は位置的にずっと近しい所からスタートしています。
とにかく塗り込めるかの如く、時雨さんに心酔しているなぁ、と。引っ込み禿(楼主自ら育てる禿)になる回想からしても、これはそりゃ時雨さん時雨さん、と雛鳥状態になるよねぇ~って。
って思いはすれど、他ルートBADでにこやかに笑みを浮かべつつ、散々隙の無い冷酷さとゾッとする恐怖も狂気も見て来た所為か、見ていてハラハラと不安しかない(笑)。表と裏を完璧に使い分けられる人程、怖いものはないっ。←トラウマかいな
でも森川さんの「おいで」「こら」相変わらず破壊力あって好きですっ( *´艸`)←おい
凛ちゃんと二人きりの時は大分砕けた感じの、柔らかな戯れ合いはじゃれさせて甘えさせている様でほっこりはするんですけれど。これ凛ちゃんにだけだしな(笑)。
どんな綻びも、凛ちゃんに気付かせない感じのあの表面上の完璧な楼主スタイル、言葉、言いくるめられるよそりゃあ!って感じの抜かりなさが凄い。さり気なくお前には頼りにしているんだよ、って出してくるしでもう感心します。
店の外で偶然会って何だか新鮮だねとか、せっかくだからと甘味処に連れて行けばあんこの口紅ついてるよ?とか、一つ一つ、丁寧に落とし込んでいくみたいですごーい、時雨さんやっぱり凄いよっ!て感心しきりでした。これは丸め込まれるよ(おい)。
買い物帰りに雨が降り出して、店主が傘をって言ってくれたのに、借りずにわざわざ肩掛けを羽織らせ一緒にって、よくわかってる楼主様。無駄がないです。どんだけって思います(笑)。
変わらぬ関係でいた二人の間に、縁談の相手と噂される紫乃さんという女性が現れ、桜華屋を時雨の代理として任されていくんですが、これまた意地悪系ではなくて顔も性格も器量も良い、素晴らしい女性で、凛ちゃんは複雑な感情を持て余してる感じです。
恋心に気づいてないし、分別もつく真面目さ故に、吐き出し口が分からない、って感じの戸惑い具合がじれったい(笑)。
短い時間の中で箏の練習や活け花の練習をお願いする事で、囁かに時雨さんに甘えてみる姿が可愛いなぁ、と思ってしまう。真面目なコの控えめな甘えってかいぐりしたくなる程に愛いですよねー(*´ω`*)
でもあの活け花の時に棘を誤って刺してしまい、慌てた凛ちゃんがとっさに唇で時雨さんの指の血を吸ってしまうのですが、この時の時雨さんの動揺っぷりがちょっとワクワクv(性格悪い)
だってあの後何か抑える込むの必死みたいな吐息乱れ、そして逃げる様に行ってしまいましたが、色々男の理性が大変だったんじゃないかなーって思わせる感じだったので、大変美味しかったです(^v^)←
結局紫乃さんは結婚する相手ではないという事で落ち着くわけなんですが、ここから恋情が進んでいくエピソードが一気にくる流れでした。
八朔の日用に豪華な着物を贈る時雨さんの、「誰にも渡したくないと思うのは…私の我儘なのかな」と穏やかながらに引こうとしながらも引ききれない感じが大人の切ない愛情出ていて、そこにとうとう時雨さんから口付けですよー。
凛ちゃんは口付けされた事から心乱され、一気に時雨さんの想いが溢れてしまうので仕事に身が入らない。この時の惣一郎さんとの床入りの時に、自分を抱く相手が時雨だったらと想像して抱かれるのですが、これ滅茶苦茶背徳いっぱいです。いつも以上に乱れてしまう辺りも罪深いです、凛ちゃん。このルートの惣一郎さんは幼馴染だとは告白しないままではあるのですが、凛ちゃんへの想いは当然あるので、何だかとんでもなく可哀想でした。
次の日の見送りも愛情溢れんばかりなので余計に切ない。このルートは不憫すぎる立ち位置な惣一郎さん…(T_T)
身請けを断られた時も、潔くも切なそうなあの感情の出し方がね。罪だな、凛ちゃん…とか思ってしまった。この惣一郎さん、良い人で終わってるんだもん(誤解招く発言しない)。いや、BADが強烈だったからつい(;^ω^)
けれどそれを知らない時雨さんは、いずれ来るだろう身請けを寂しく思いながらも祝福する様な言葉を向けて、もう哀愁漂いまくりなんですね。目がかなり危機的状況なんだろうなのは、端々で察せられはしてたのですけども。あの諦めているけど寂しそうな声音…萌える(処置無し)。
堰を切る様に想いが弾け、告白して自分から口付ける凛ちゃんとのキスシーンの流れが切ない恋を表していて、BGMも何度も思うに上手すぎる挿入で泣けます。この一度は離そうとして受け入れる時の口付けの吐息とリップ音、とんでもなく萌えます…!
流石キング森川さん、やり過ぎてない控えめな感じなのに扇情的です。
これがきっかけで時雨さんも覚悟を決めた様で、自分はいずれ両目共に完全に失明、引退を考えていた、共に吉原を出ようと。
幸せになる流れは本当に良かったと思うのですが、何だか一気にトントンとくっついてしまうのはちょっと吃驚。もっと何か起こりそうだと身構えてた(笑)。
って言うか想いが通じ合った直後に元気になって(語弊)押し倒す時雨さんに、確かこれから花魁道中とか言ってませんでしたか大丈夫ですかそんな時間あるんですか(←)最中に誰か呼びにきやしませんか!?と、一気に色んな心配事とツッコミが駆け巡りました(笑)。
「惚れた女を前にした男など、誰もが愚かで理性のきかない獣だよ」「そして私も、ただの男というわけだ」には正しくその通りです。有言実行です、と萌えまくりながらも(萌えてんのかい)ついツッコミ止まらなかったんですけど。
でもここのシーンは本当に素敵でした!!時雨さん想いの丈爆発の熱情さ!!これでもかな愛の言葉連続です。思わずボイス登録しまくってしまったのは仕方がないと思いますっ(いや、馬鹿でしょ)。
「廓の掟を破っても、誰に後ろ指を差されても、お前を攫っていきたいんだ」「どうしようもなく、私だけのものにしたかった」「立場を忘れて、すべてを奪ってしまいたかった…」「これが本当に罪と呼ばれることならば…私は喜んで罪人になろう」とかとかとか!!!何これ何回も聴きたいに決まってるーっ(落ち着け)
合間に入る口付けのリップ音が上手ーいです。中澤さんもそれはもう円盤方面では抜きんでてらっしゃる帝王でいらっしゃいますが、森川さんの何て言うのか…リアリティ感が凄いです。多くないのにゾクッとします。

まずはベストENDから。『夜明け』は割とすんなり一緒に吉原出られてて、ちょっと狡いなご楼主ーってなりましたが(笑)。他ルートのBADでの仕打ちとか思い出すとね…ずっこっ!←
でもあの吉原を出るスチルはとても綺麗でした。時雨さんのスチルは表情が良いなーと思うものが多かったです。真相ENDを残しているのか、ちょっと色々物足りなくはありました。

BADEND『堕ちた花魁』は吉原を去った時雨さんを想い嘆き続け、自棄になってあちこちで男を漁るって感じで痛ましかったです。
攻略キャラが次々凛ちゃんに流されていっても、辰吉さんだけは諫めるのが恰好良いっ!と思ってしまったEND(笑)。

真相END『彼岸花

惣一郎ベストENDで一部真実が発覚しましたが、最初に時雨さん、もしかして騙して自分の遊郭に連れてくる様に仕向けたんじゃあ?と思ったのですが、本当にそうだったのでうぅーん、となった(-_-;)
でも真相は単純なものではなく、深く重く痛みのある、哀しくやるせないものが隠されていました。惣一郎さんが表のメインなら、時雨さんは裏のメインだったのかなと。
彼のしてきた事はとんでもない事だし、到底許せるものではなく、あらゆるものから憎しみを向けられてもおかしくない人なのですが、そうなってしまった、そうさせてしまった不遇の環境が複雑な思いに駆られる人でもありました。
ただの酷いだけの狂気の男なら、もっと単純だったのですが、負った心の癒えぬ傷に苛まれ続ける男の物語だったかな、と。
自分には闇しかない、諦めて生きて来た中、唯一見つけた光が凛ちゃんで、手に入れたいと思った、恋人、夫婦、そういった関係でなくとも傍で見ていたかった…大切にしたい想いは本物で。ただこの手の中に欲しかった、それが歪んだ形でしか出来なかったのが、どうしてそうなったのかなぁ、とやり方がこういう形でしか取れなかった時雨さんに哀しくなります。
この真相ENDの二人の形は色々なものを超えた上での、とても深いものであったなと、物悲しくも一つの考えさせられる結末。吉原炎上が美しく壮絶に二人を呑み込み覆い尽くす、綺麗で儚い完成された良いENDだったと思います。

真相BAD『見ている』何この不穏なタイトルッ、と思ってたら…壊れ背徳の極みなBADでした。あれでも何だろう、壊れた凛ちゃんの中での時雨さんの姿があれだけってのも、彼女の為に三千両残した時雨さんがちょっと浮かばれない気もしなくはない(笑)。まあ、あんな風に仕込んじゃったの彼ですけど(自業自得か)。
そして惣一郎さんがちょっと不憫(;^ω^)でもまあ、最後は愉しんでおられる様なので何よりっつーか、知らぬが華って事で(笑)。

とてもとても複雑な人でした。本当に酷い人なのですが、憎いけれど許せない思いはあるけれど、孤独のままにさせられない、傍にいてあげたい、そんな風に彼を受け入れてしまう真相の凛ちゃんの姿に納得出来たりも。
不幸な境遇を受けた事から歪み、自分でも止められず苦しみもがきながら、時に狂気に囚われ、時に温かな心で彼女を求める時雨さんには、心傷つかず苛むものもなく、まっさらな幸せを感じてほしい、そう思ってしまいます。

 

辰吉 CV:興津 和幸

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この↑画像の二人が尊く愛し過ぎる…!

最っ高に素敵でした!萌えました!
そして切なすぎて泣きました…っ!(TAT)

最後の楽しみにしていた辰吉さんです!はい、もうプレイ前から断トツ一番に好みです!(笑)条件があるので惣一郎さんのベストと真相ENDはこの時点では残してますが、取り敢えず他全員終えての大望キャラ。長かった…!(笑)
興津さんの声は色々な役で聴いてきたのに、辰吉が一番声に色気を感じました。ちょっと本気で最初の一声に吃驚して聴き入る程(笑)。
彼はやはりあの前かぱーって開いた素敵筋肉が!!(やっぱりそこ)もう本当、頼もしいったらない頼もしさが溢れてますよね。イケメンだしっ!!←
寡黙で大きな体躯の見た目からは意外な程、細やかな機転と気遣いと思いやりに長けていて、遊女達の間で密かに人気があるというのはわかります。外も内も兼ね備えが抜群のイケメンはそういない(二回言った)。
本人、思うまま只々正直なだけなのでしょうが、てらいもなく凛ちゃんをサラッと何でもない事の様に称賛するので、一々ちょっと言ってくれるだけで見ていて萌えますっ(お前かい)。
飾りのない言葉だからこそ、響くというのか。凛ちゃんの突き出しの時の回想で、言葉に学がないから失礼だったかと、あれこれ悩みながらも差し伸べてくれる優しさは、紛いがなく心地良いです。
しかし回想終わってから何気に凛ちゃんの科白が続いていたものだから、油断してたら不意に「何です、藪から棒に」の何です、だけで良い声過ぎてビクッとなった(アホですか)。貴方が何ですその美声(笑)。
淡々とした話し方なんですがその中でちゃんと感情が乗せられていて、落ちる語尾とか息遣いの加減で色々ほわっとドキッとさせられ、聴いている此方は大変耳がご馳走様状態(〃∇〃)
優しい声だろうが呆れ声だろうが、端々に辰吉さんの人柄窺える感じで良いなーっと。話してるだけで心地良いので落ち着きます。受ける感覚は朔夜と似てるんですが、辰吉さんは大人加減がより増しているのでドキドキ感もありです(*´ω`*)
聞き上手の話し上手だと。聞いてほしいし聞いてくれるし、饒舌ではないけれど話してると楽しい、みたいな。良いですよねーこういう人。
風邪をひいた時に背中を拭いてあげた事にお礼を言う凛ちゃんに、「あれはむしろ役得ですが」「黙らないでください。冗談です」なる会話もそうですが、冗談に聞こえない冗談なのに、サラッとドキッとさせるけれども落ち着く、って感じで(意味が分からないそれ)。
辰吉さんと一緒に眠ってしまう柚ちゃんとのスチルがあるんですが、あれがもう、もうっ!(何だ)めっちゃ可愛いーっ!柚ちゃんがきゅって丸くなってしがみついて眠ってて、微動だに出来ないまま固まってしまっている辰吉さんがホント可愛いっ。
無邪気なコのああいったシチュは心が和みます(*´˘`*)それにしても羨まし…(おい)
辰吉さんも恋愛となると朔夜と同じく禁断なる立ち位置なんですが、これに加えて彼は惣一郎さんの部下でもあり、彼が凛ちゃんを迎えに行ける準備が整うまで守ってやってくれと任されている身なんですよね…禁断中の禁断。って言うか考えただけで惣一郎さんが怖いっ(;・∀・)(また/笑)
実直な彼が恩人であり上司でもある惣一郎さんの想い人をって、早々裏切れないだろうし、茨もいいとこですよね。どうなるんだろうと、この時点から既に不安。
お話は進んでも中々恋情を感じる部分はほとんど表立って見受けられないんですが、この柚ちゃんが寝入っちゃった事で、父親代わり辰吉さん、母親代わり凛ちゃんの話の中でちょこっと流れが変わった感じにも見えたのですよね。畏れ多いです、と夫婦みたいになってしまう事にわざわざ触れてくる辺りが。
でも辰吉さんはかーなり抑え込みそうなのでわかり難い(;^ω^)理性が一番堅そうです。
お参りに鉢合わせして、辰吉自身の願いはないのかと問えばきっと罰が当たりますからと、凛ちゃんを見つめるとか仄かな出し具合でもどかしい。
日常の中、少しずつ少しずつな距離の縮まりが糖度は低いのに何だかドキドキする二人です。辰吉さんの按摩とか、肩こり酷い私には超絶羨ましい(笑)。
上手そう~いいな~(←)。でもあんな向かい合わせの恰好ってするのかな?整骨院で矯正してもらった事ありますが、羽交い絞めポーズばかりだった。いや、あんな向きで施術されるのはリアルでは困るっつーかヤダな(向こうも嫌だろう/笑)。辰吉さんとはまるきり違うしなぁ(当たり前)。
辰吉さんは凛ちゃんが意識するよりもっと前から惹かれてたのかな?と思わせる言葉がちらほらと出てくるんですが、「俺なんかのことを知ってどうするんです」「伊勢屋様と俺は、別の人間です」の科白の時なんかはちょっと複雑に妬いている部分があるのかと匂わせるものがあったし。見守っている内に灯る想いが生まれてしまったのかなぁ、と。感情抑えてらっしゃるものだから、此方想像力が掻き立てられ放題です(笑)。
仄かなぐらいのゆっくり歩みの二人でしたが、距離縮まる事態が起きたのが両親がとっくに亡くなっていた事を知る時で、自棄になってしまった時に掛けられる辰吉さんの言葉が唯一凛ちゃんの心に響くんですけれども、「それが家族ってもんじゃないんですか」とかストンと柔らかく落とされる科白が、当たり前なんだけど下手な慰めより効く。またこう、慰めようとしてるのではなく、自然な感じで言ってくれるんです。
そりゃ泣いちゃうよ凛ちゃん。辰吉には軽蔑されたくないのにって思いながらも、感情が緩んで涙するんですよ。時雨さんや惣一郎さんでは泣かなかった彼女が、涙を見せたくないと思うのも、けれど泣いてしまうのも、彼だけ。この心の寄せ方ったらない。
手拭いがないからと引き寄せて肩口に押し付ける、逞しい身体と大きな手で包んでくれるあのスチルはもう駄目でしょう!狡いでしょう!美男美女で体格差に身長差がとんでもなく萌え過ぎるんですけど…っ(落ち着こう)
これで凛ちゃんは気になっていた存在から一気に恋情へと傾くわけで、色々気になるし意識しだすんですよね。手拭いの贈り物とか、あれこれ考えてる姿が可愛いのです(*´ω`*)
辰吉さんはスチルが出る度にきゃーきゃーしちゃうんですが(笑)、手拭いを贈られる時の膳を抱えたあのスチル、顔の傾け方とか胸板とか好み過ぎていつまでも見ていたい(進まなかった理由がここにも)。
刺繡が龍なのは何故なのかの問いに、「辰」吉だからって答える凛ちゃんとのあの可愛い雰囲気ですよっ!どうしてくれよう、仄かラブで面映ゆ過ぎて口がにやける…(*ノ▽ノ)(引き締めろ)
首に掛けてあげたりと良い雰囲気だーっと思ったら、出ましたよ!惣一郎さん登場!!∑(゚◇゚|||)「何をしてたの?」って怖いっ…冷えた声と立ち絵が怖いってば!!何故に惣一郎さんの立ち絵って普通に怖いの!?目が全っ然笑ってないっ(笑)
「昨日、あのあと。――誰の前で泣いたの?(低音急速冷凍冷ややか~)とか、その後の言及がまたしっつこいっ!(しつこい言うた)「責めるつもりじゃない」っつってますけど、十分責めまくってるんですけど貴方…|ω・;)
それで多分距離を置こうと思ったのか辰吉さん、餅つきの時に凛ちゃんが甘いものが苦手だからと、唐辛子とお味噌のお餅を作ってくれたのをつい撥ねのけちゃうんですよ。そこから避ける様になるんですが、凛ちゃんは気になって仕方がない。
で、凛ちゃんはきちんと向き合って話しをちゃんとしようとするんですが、辰吉さんはまるで自分が特別の様で他の男なら勘違いされますよってなり、「俺が勘違いしてもいいんですか?」って問うのですけど、ここの息遣い色っぽ…っ!(脱線しまくり)
冗談です、って流されはしましたが、凛ちゃんはこれで決定的に恋心を自覚してしまうんですよね。禁忌は分かっているし、相手にされてないと思っているので進展させようとはしないのですが。
でも何故だか辰吉さんとの仲が噂になってしまい。怒れる惣一郎さん、またもえげつない行動に出るんですよっ。もうヤダーッ(T□T)二人を揃えて主張に相違がないか確認させる上に、「表の言動だけじゃなく、心の裡もということか?」とか密かに想ってるのも悪みたいな言い方するんですよっ(いや、想うぐらいいいじゃんと思ってしまう、私は辰吉さん贔屓です、はい)。
ここまでされると正直うんざりくるって言うのか…どんなにイケメンでも百年の恋も醒めるわよ状態。時雨さんルートで潔く身を引いた彼は何処行った。ムカつくのは分かりますが、このルートの惣一郎さんって全部独り善がりに見えるので味方出来ない。
昔の子供の頃の約束を、雁字搦めに縛り付けて言質取って、自分が幸せにしてあげるって言って押し付けてる。裏切られたっていうのも何だか違うんじゃない?って思ってしまうんですよ。犯罪に手を染めてまでも救って幸せにしたいではなく、自分がそうしたいから好きだから幸せになりたい、その為に自分はここまでやってきたんだ、なのにそんな自分を拒むってどういう事だーと、そんな風に見えてしまう。凛ちゃんにも心があって、惣一郎さん以外を好きになっても責められるものではないと私は思う。
BADの布石なのかと思いつつも、この惣一郎さんはかなり苦手でした。自分でも自分が嫌だって思ってはいるのでしょうが、にしてもやり方が…想いが強過ぎるのも困りもの(そんなレベルか)既に身請けを受けるのが無理矢理の脅迫ですよ(-_-;)
かと言って、凜ちゃんの事を想う強さの余り歪んでしまった愛情なのだな、とは思うので、このルートの惣一郎さんは超複雑でした。
恩人である惣一郎さんの為、桜華屋からも彼の部下も辞める事にした辰吉さん、互いの想いを感じながらも、誰も聞いていない場であったとしても、ギリギリでの言葉までで別れを決める会話は本当にいけない恋なんだなと、二人の苦しい遣り取りから禁忌なものを見せられた感じ。
回想の花魁道中の傘持ちスチル、あれこそ二人の関係を表しているのだなと心にきました。綺麗で強い姿、近いけれど触れられないあの距離感、今の二人を思えば何とも言えないシーン。
そして吉原の大火事が此処でくるんですね!火の手が凄い勢いの中、助けにきた辰吉さんに逃げてと言う凛ちゃんに「ぐだぐだ言うな!俺を信じろ!」って超恰好良い…!(末期きた)「あんたを、死なせないでよかった…」と、凛ちゃんへの話し方がくだけて素になるのですが、もうこれだけで胸にくる。
抑えに抑えてきた想いが爆ぜる感じの告白は、今までの秘めてきたものがどれだけのものか知れるもので、興津さんの演技がもうキュンキュンさせられるんです。
「ずっとあんたが好きだった」「惣一郎さんよりずっと、俺の方が今のあんたを知ってる」「好きにならずにいられない女のそばに俺を置いて、見せつけるみたいに、あんな…っ」と、これでもかって好きをぶつけてくるこの科白っ。
だよね、だよねっ!って此方も言いたくなりました(←贔屓倍増)。これ、本当にPC版で出し直してくれないでしょうか…単に肌を重ねるだけじゃないのがこの作品なので、この時の想いとかあっただろうなと思うと滅茶苦茶見たくなる。

ベストEND『くちづけ』は、これこの結末は予想してなかったので、もう泣くしかなかったです…(TAT)でもこの上なく深く優しく、情熱的な最愛の形を見せてくれた辰吉さんのベストENDでもありました。
結ばれてもお互いに恩ある人を差し置いて一緒にはなれないと別れてしまのですが、凜ちゃんはこの後労咳を移されてしまい、余命僅かの身になって療養の地で柚ちゃんと。
また柚ちゃんがいじらしくて。辰吉さんが攫いに来た時も、短い言葉の中で二人の事を読み取り、知らない振りをして行かせてくれるんです。本当に賢くて可愛いコだなぁ、と。柚ちゃんのいじらしさや優しさにも涙誘われまくりでした。
そして辰吉さんのこれでもかな凛ちゃんへの愛情を感じる科白が、全て涙が出てくるばかり。
「間に合った――と思っていいですか」「今でも俺に、攫われてくれるつもりはありますか」「その時間の全部を俺にください」
この満ち溢れる程の優しく愛しむ言い方、そして惑う凛ちゃんに「もうそれ以上ぐだぐだ言うな」「あんが好きだ。――俺と来い」ですよ…っ!(涙)恰好良過ぎですよ、辰吉さん…っ。
残り僅かな時間を大切に幸せに二人で暮らしながら、最期の時に凛ちゃんがずっと辰吉さんに移る事を危惧して拒んでいた唇の口付けを、辰吉さんは喀血する血ごと奪い、一緒に逝くから待ってろ、って。泣く…(泣いてばかりのEND)
とてもとても哀しいのに、決してハッピーエンドとは言えないのに、とても温かくて愛しさ溢れる、辰吉さんのただ一人だけに温かに注がれる、最高の愛を見せられたと感じました。
ベストENDがこんなに哀しい結末で、諸手をあげて幸福な形も見たかった思いはあるのですが、それでもこのENDはとても心打たれました。

BADの『裏切りの代償』はこれ真綿で包まれる責め苦だなぁ、と。一緒には居られる、夫婦にも思われてる、けれど生死不明になったままの惣一郎さんの事を思うとそこから進めないまま、触れ合う事もないまま、ただずっと待ち続ける、待ち続けるという形を取らなければいけない、とても苦みのあるENDでした。
『恋盗人』は予想の一つには入っていたものだったのですが、幸せから底辺に落とされるこのENDはやっぱり見たくないですね。でもスチルはとても素敵な二人のものであったのは救われたかなと。ラストシーンだったら嫌だ(;^ω^)

何処までも秘めた恋情だった辰吉さんでしたが、懐の広い温かな優しさが一つ一つ、とても素敵でした。男らしい寡黙な愛情の深さに魅入られます。
見世番と花魁の禁忌に加え、二人にとって大事な存在である凜ちゃんを想う惣一郎が居る事で、禁じられた相手と言う中では一番だったかと。それがベストに表れていたのかなとも感じました。
抑え込んでいた想いを溢れさせる彼の愛しみ方は、何より一番心にきました。

 

それでは!