ゆるりと壺中日月長

ゲーム(主にADV)感想備忘録

咎狗の血 True Blood Portable 全体・キャラ別感想

PSP咎狗の血 True Blood Portable】の感想です。

 

 

この感想はBL(ボーイズラブ)ゲーム作品です。BLが苦手、絶対NGの方、そして未プレイでネタバレNGの方は以下の閲覧をお控え下さいね。

 

 

咎狗の血 True Blood Portable

使用画像の著作権は、Nitro+CHiRAL及び角川書店に帰属します。

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咎持つものたちが牙を剥く。

公式サイト

www.togainu.com

OP(PSP版)

youtu.be

STORY

人類史上3度目の世界大戦“The 3rd Division”から数年――。
旧祖と呼ばれる都市の一角にある街“トシマ”では、犯罪組織ヴィスキオの王座を巡るバトルゲーム“イグラ”が開催されていた。

そこでイグラに参加している主人公・アキラだったが、彼には参加せざるを得ない理由があったのだ。

陰謀により、身に覚えのない殺人罪で投獄され、その無罪放免の条件として提示されたのは、イグラに参加してヴィスキオの王(イル・レ)を倒し、組織を壊滅させること――。

そのために、トシマへと乗り込んだアキラだったが、そこで彼を待ち受けていたものとは? 様々な激情と虚実が入り交じる中、そのすべてを飲み込むほど大きな運命が、彼を取り込んでいくのだった……。

 

全体感想

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アキラァ!

PC版は未プレイ。移植のPS2版とPSP版は内容は同じ、シキENDの3つがどれもPC版と違うらしいとか。他も結構変わってるらしいですね(;^ω^)
オリジナリティ溢れる世界観なので、最初作品内用語を覚えるのが大変でした。

仮想未来の様な廃退的世界観、キャラ達のハードな関係、隠された真相、メインキャラ達の秘密にされてきた特殊な設定と、多岐に渡りアニメやグッズ、本等々、色々な形で展開されてきただけある、濃いお話。
ボリュームは長くも短くもなく。これ多分18禁シーンのカット部分が含まれれば、もう少し長く感じたのかもしれません。
CSがPS2からなので、そういったシーンはかなり制限があったかと思うので、その部分がかなりライトめ表現。ライト過ぎたかも(笑)。
まあ女性キャラの肌露出具合が多過ぎでNGとかな事も聞いたPS2時代だと、これは致し方ないのかな~(;^ω^)
この作品の場合、きちんと情事シーンが無いとキャラのそういったに至る心情とか、そこなシーン入れてあったればこその気持ちとかあるだろうなと予想出来るので、そういうのがカットだと伝わりにくいかもなぁ、とは感じました。

絵は綺麗で恰好良いです。Vita版だったらもっとクリアに見れただろうに、移植なかったのが惜しい。ちょっと立ち絵が残念でしたが(特にケイスケ)、スチルはどれも良いです。恰好良いし、表情も良いし、見惚れます。アキラ美人さん!(≧▽≦)

CS移植は角川書店さんお初(って言うか他作品知らない)なんですが、環境設定の文字が小さくて操作が少しやりづらい。シニアグラス使用者にはきついなり(←)。
ただスキップはべらぼうに早くて(笑)、選択ジャンプ出来なくてもあまり苦ではなかったです。

創り込まれたハードな世界観で、キャラもそれぞれ魅力的で展開も面白くはあったのですが(シキはよくわかんなかったけど)、恋愛面においてはかなり薄味かな、と。シキとユキヒトに関しては恋愛ってあったっけ?だし。繋ぎ部分が今一つこう…ここだ!っていうのが不明瞭って言うのか…うん、多分これプレイしてないけどPC版の方が断然良いんだと思います!PC版未プレイだけども!(言い切った/笑)
CS向けにソフトにし過ぎたのか、何だかPC版の変更部分らしき所に違和感とか物足りなさとか、そんなもやもやな感じを受けるのです。基本ハードな作品なのに、急に変に柔らかくし過ぎてる感覚。
なので窓10まで対応のPC版も発売されているようですし、今から咎狗される方がいらっしゃるなら、PC版の方が良いかもですよ?と感じた作品でした。
PSP版だけで言えば面白いんだけど、キャラによって恋愛面とかハード描写などにかなり物足りなさがある、そんな咎狗でした。

好きなキャラは源泉!(笑)恋愛の感じが二人そろってラブいし可愛いんですよ。後、nは不思議な魅力で、シナリオが良くて心掴まれました。

 

キャラ別感想

アキラ/主人公 CV:鳥海 浩輔

刹那的なんですが、本質は良いコなんだなと思います。コミュ障なだけで。←
源泉ルートの彼が一番、年相応な反応になっていて愛い愛いな感じ。
恋愛面になると可愛い反応なので、恋愛面が薄めだったのが惜しい所。鳥海さんでアキラみたいな受けの時の可愛い声って、今は中々ないですよね(笑)。
スチルがどれも恰好良いです!眼福な主人公(*´▽`*)

 

ケイスケ CV:杉田 智和

アキラァ!がクセになりそな他ルートでは死んでしまう結末しかない、幼馴染のケイスケです。
杉田さんの高めのボイスが珍しい。いつもの声にライトめぐらいかなーと思ってたので、最初の一声聴いた時思わず「え、杉…ぅん!?」と、パッケージキャスト見直しました(笑)。
最初、彼って全く悪気はないんですけれども、かーなり苛々させられました(;^ω^)
殺し合うって場に行くって言ってんのに心配だから、何か助けられないかって丸腰でついてくるし、いつ襲われるか分からないのにすやすや~っと熟睡。
いや、いっそ凄い。どう見ても足手まといなのに、大人しくもしてくれない。か、踵落とししたい…っ!!←
この殺伐とした状況下ですっごくほけほけ~としているものだから、どうなってんだいこのコ…って握り拳ぎゅーってなった(笑)。
けれど何故これ程までにアキラに執着するのかな?とは不思議に思う程の慕いっぷりです。幼馴染と言っても、アキラは今まで特に交流を深めようとは思ってなかったみたいだし、最初からケイスケが一方的に懐いてるって感じなんですよね。
無心な従順っぷりと言うのか、例えばアキラに対して自分が納得いかなかったり、非を感じたり、否定したかったり等々、そういう感情などがあったとしても言わないし笑ってるし言い返さない、上司を忖度する部下かいな、みたいな。
だから過酷な状況の中でどんどん苛々~ってなるアキラがつい、ずっと自分にYESしか応えないケイスケの態度に、きつく八つ当たりしてしまうのはちょっとわかる気がしました。人間だもん。←いやでもあかんけど。
この件でケイスケの回想から幼い頃に自分を唯一助けてくれたのがアキラで、彼にとってはヒーローみたいに憧れでもあり、それが特別な存在へと変わっていく、みたいな。
こんなに気弱なケイスケですが、彼女を抱く時にもしも、でアキラを想像してしまう回想、そこはきっちり攻めなんですねとか余計なツッコミを(笑)。
恋愛感情を抱いてしまってるのだけど、こんな事を態度に出してしまったら嫌われる、それは絶対嫌だと、それで自分を押し殺し続けたからこそ、今までのアキラへの過剰な程の従順だったのかと納得出来ました。
アキラが八つ当たりをしてしまった事により、ケイスケは完全に拒まれてしまった、もう戻れないと絶望すら感じてしまい、遂にライン(一時的に精神的、身体能力が増幅されるが生命と精神破壊の危険ある薬)に手を出してしまうって言う…その薬の作用で想う心が歪んでいってしまうんですね。アキラへの執着と愛情がどす黒い方へと。
ケイスケって、人の弱い部分を剥き出しにさせられた様なキャラだと思いました。劣等感って大抵持っちゃうじゃないですか。不器用な私は子供の頃なんて出来ない事が多くてへこみまくりでしたもん。
でもそんな自分も嫌だとケイスケは思っていて、頑張ろうとするけど結局足手纏いに空回り、挙句アキラに…と負の連鎖なのが不憫になってくる(;^ω^)
優しくて穏やかな気質の彼は、良い所だってこんなにあるのに自分を必要以上に卑下してしまったのは、こういった殺伐とした状況に置かれている事も不幸だったかもしれないなと。
アキラも口が上手くないから撥ねつけた言い方しか出来ず、拗れてしまった辺り、お互い違う部分で不器用。
本当は、お前はお前のしたいようにすればいい。無理はしなくていい。その一言が上手く言えない所もわかってれば、ここまでにならなかっただろうけれど、言葉足らずなものだから付け足しフォロー出来ないんですね。
ケイスケの事はそれなりによく分かってたと思ってた存在で、その気持ちをきちんと汲み取ってやれなかったとか、ケイスケはケイスケで自分はいつでも出来ない人間だからって感じで卑下の極みに陥る。伝え合いって大事、と思わせる二人。
それにしても。にしてもっ(何)。ライン服用で別人Sな、病み狂人のケイスケに、ちょっとイイなとか思ってしまった自分…っ!(*ノωノ)←馬鹿
だってあの科白の後の息の吐き出し方とか恰好良いだもん!(もんじゃねぇ)トーンは然程落としてないのに、ややケイスケにしては低め程度に留めてる辺りも凄いなと思うんですが、あの豹変さの中にアキラへ紡ぐ語りかけがめちゃ良いっ!(誰かー)
豹変しちゃってからはより低くなる声音がいつもの杉田さんボイスになるので、その度に再生したくなって困る(困り者はこちらに)。
「泣き叫べよ」とかね。違う意味で叫びました!(←)私が心の裡でっ(いや、求められてないっての)。
憧れと劣等感と特別に想う感情、そして伝えたい事を伝えきれずにいたが故にすれ違ってしまった二人がもどかしいです、ケイスケルート。
ラインの副作用と、アキラの特別な血により中和作用による拒絶反応の発作が繰り返される中、もの凄い苦しみもがく演技が壮絶…(; ーд)アキラがおかしくなりそうだとあるんですが、聴いてるこちらもおかしくなりそうですあれ。演技お流石です、杉田さん。
ラインが完全に抜け、元のケイスケに戻って落ち着いた後、告白な流れに(笑)。いきなり何だかどぎまぎしつつも好きだとか、戸惑ったりとかな二人に、さっきまでのあの凄い空気は何処いった状態。
思ったのはアキラって真面目ですよね。告白されて凄く真摯にどう答えようか、自分にとってケイスケの存在は?想いは?と偽りなくきちんと言おうとしてる所、言葉足らずでクールなんだけど誠実です。
それにちょっと甘めな雰囲気になったら恥ずかしがる所作がめっちゃ可愛い!アキラのスチルって美人さんなもので見惚れますし、この時のスチルが可愛い表情なんですよー(*´ω`*)ああ、目の保養…←
この後多分アダルティカット部分なんでしょうけれど、あっさり感は確かにありますが、割と自然なカットでした。
ケイスケはラインは抜けたけれど、ライン使用者の中では亜種っぽいらしく、抜けた後もそのままでありながら戦闘能力はそのままになっていたりするので、大変美味しくなって戻ってきた感じ(笑)。
そして終盤はn、エマの登場により畳みかける様に暴かれる真実で、成程ーっと。本当に最初から組み立てられていた闇が覆い、動いていたんだなと。
「お前まで、黒に染まる必要はない」の、nの言葉が印象的でした。黒は黒、と謎めいた言葉を言っていた事が何だったのか、ここで分かってちょっと切ない。まだ完全真相はわからなかったので、nルートかな?と。
イグレも瓦解し、平穏を取り戻して二人で共に日常へ…とハッピーエンドではあるのですが、ちょっと物足りなかったかな?とも。ガーッと盛り上がる部分が思った程振り上がらなかったと言うのか…恋愛面ではこの二人、大人しめな展開でした。
ケイスケの本質が穏やかであるので、そこが影響しているのかな?後もう少し攻め度があればなぁ、と、少し残念でした。私、攻める時とか本気でこんなに好きなんだっガガガッってのが好きです(擬音で説明するんじゃありません)。
所でラスト直前の、ケイスケの最後の科白の聞き取りが合ってるのかちょっと自信がない。BGM消して音量上げて何回も聴いたから合ってるんだと思うのですが。滅茶苦茶超小声!(笑)。

 

リン CV:福山 潤

この女のコみたいな容姿でこの世界観にいるキャラだと、かなり小悪魔的な憎たらしい(←)キャラかと身構えてたんですが…世話焼きの良いコでした。ある一点を除いては、でしたが。
トシマに到着してまだ何も情報が掴めていない、どういう状況かとか分からないアキラやケイスケに対し、あれこれと教えてくれます。
優しい振りして荷物奪ってはははーっ、騙される方が悪いんだぞwみたいな事になるんじゃないかと思ってた私を許してください。でも真実はもっと根が深いコでした。
可愛い顔立ちながら子供っぽくはなく、無邪気な明るさの中に大人びた雰囲気を持ち、アキラより落ち着いた思考を持ってるんじゃないかなと。
ケイスケと拗れた時にはアキラの言い過ぎに注意し、その後はさり気なく励ましてくれたり、気遣いある言葉を投げかけてくれる、出来る人…!(私は出来ない大人/笑)
スチルが良いんですよねーっ、あのえいっ、とアキラに飛びつくの可愛い。殺伐上等な中、あのちょっと気を抜かなきゃ、みたいな感じを出してくれるのが好き。
でもその姿とはまた違う、もう一面の顔を持っていた事発覚。シキを執拗に追い、イル・レに対する憎悪。咎狗は謎が多いキャラだらけなのですが、こうしてキャラごとに出される面白さがある作品。
って言うかこの時の福山さんの低音切り替えがヤバイぐらい素敵で…!(そこかい)男らしいっ!(当たり前だ)
仲間を皆殺しにされた仇がイル・レで、憧れていた腹違いの兄のシキという正体。そしてリンが恋愛感情を抱き殺された仲間の一人、アキラに似た面影のカズイと、何だか憎悪渦巻く復讐劇の関係性が明らかに。展開が壮絶。
にしてもカズイは過去回想で立ち絵もスチルもあったのですが…どの辺がアキラに似てるのかさっぱりわかりませんでした(;・∀・)?アレ
ぶっちゃけちっとも似てないんですけど(←)。似てる似てるってリンだけでなくトモユキとかも驚くほど似てるみたいな反応してましたが、わ、わからないっ!わかんないよ私にはっ!(笑)
顔がってわけじゃない、雰囲気が…ならまあ分からないでもないんですけど、明らかに顔が似てるって言ってるし。うーん、まあ思い出は美しく(何言ってんだい)。
余談ですが、カズイが平川さんだったので驚きました。最初わかんなかったーっ。
恋愛面はどうも何だか恋愛と言うのか何と言うのかみたいな、はっきりしない感覚でした。決して裏切らない信頼、失わない存在、重要視にされているのが恋愛より前の段階でいて、そこからゆーっくりそんな風な?みたいな(どんな風よ)。
それに結局カズイの面影は抜けたのかな?重ねて見てないよってのが薄いままENDになっちゃった気がします。似てないんだけどね(まだ言う)。いや、END五年経過してるので、既に時効問題なんですが(笑)。
って言うか五年後のリンが別人イケメンで驚いたの何のって!多分、いや確実に攻め受け逆転…!(いや、情事なシーンカットされてるから本当のとこ五年前どうだったのか知らないけど)これだと完璧アキラがしt…(止まれ)
ケイスケもガツッとくる恋愛ではなかったのですが、好きっていうのは伝わったし。でもリンはちょっとよく分からなかったです。あれ、私だけかな?(^_^;)

 

源泉 CV:一条 和矢

最初「げんせん」と読んでました、ごめんなさい(笑)。「もとみ」さんでしたー。でも気を抜くと「げんせん」って読んでる自分(だって)。
いやぁ、大人ですね~(しみじみ言う/笑)。そして一条さんの演技が相変わらず細かくて良いなぁ。
飄々とくたびれオヤジ感出してましたが、色々なものを負ってきた重みの大人の渋みがありました。
ケイスケがアキラの助けになりたいからイグラに参加するって言い張るシーンで、アキラに反対されている所を半ばムキになっているのを察してか、独り善がりは駄目だ、守り守られる事で成立する、一人で気張っても何も守れないって諭すのですけど、的を得ていて説得力ある~ってなりました。
アキラに対する接し方も、わざと年相応な態度にさせといての、「おうおう、ムキになっちゃって可愛いねぇ♪」ってぐりぐりする感じがよく出てくるんですが、あの可愛がってる感じが他のキャラでは見られないのでそこもイイ(≧▽≦)
人に頼る事も、甘える事もしてこなかったアキラに、頭ポンポン、力抜こうや。みたいな気安さで温かさを持って接してくれる人なので、ケイスケの豹変からより次第に心を許していく感じなアキラが自然に表れてる感じです。
だからエマの気を許すなの発言に心揺らいじゃって、信じたいけれどもしも利用されていたりしたんなら、とそうであって欲しくないからこその揺らぎと不安に苛まれているアキラが、予想以上にもう傾いてるんだなと知れて可愛いっ!
毛逆立てて中々懐かないコが、ピトッてささやかにひっついて甘えてくる、あの感覚に似てる可愛さを見た(勝手に小動物みたいに見るんじゃない)。
国が生物兵器を作る為に、子供達を生体実験として犠牲にした、その適合者がプルミエで血がラインの元になる。後にその中和させる血を持つ存在が同じ被験者だったアキラで、源泉は昔自分の息子さんを知らず国の実験にさせてしまい、事故で死なせてしまった挙句にショックで病んでしまった奥さんも事故で亡くしてしまう。研究を潰すために源泉は動いていたわけで、プルミエを殺そうとしていた…と。
色々な事で疑念と不安に駆られていたアキラに源泉は打ち明けていくのですが、私の軽い頭にも掴める分かりやすいお話のシーンでもありました(笑)。三人目ともあって大分全体の真相がわかりやすくなってきました。組み込まれ感が丁寧ですね。
アキラはプルミエも自分と同じ被害者なんだから殺さない方法を、殺すなら自分を今殺せって感じの遣り取りがあり、珍しくこの辺りから源泉がアキラに参り始めてる感が出ていて好きでした。
この後もいつもの様に色事で揶揄ったりするんですが、仕返しとばかりにやり込めようと、誘いに乗った風をアキラがしてしまうんですよねーwこれ、展開美味しいに決まってるじゃないですか!(意気揚々としないの)
って言うか源泉の筋肉ーっ(≧▽≦)ノ←
本当の所堪えていたらしく、冗談にしてしまいたかったのに、アキラにこんな事されちゃあ、みたいに源泉箍外れ。美味しい。美味し過ぎるっ!(←手に負えない)ここまでで咎狗初、萌えゲージ上がりましたっ!(笑)←上がらなくていい
抱き締められてうろたえてしまうアキラがまためっちゃ可愛いのです(*'ω'*)アキラって免疫ないから反応が一々可愛いです。
って言うかこの時の二人の会話が何かラブいんですよね。「嫌か?嫌なら言えよ」とか「男だぞ?」「性別は体の仕組みの問題だって言ったの、アンタだろ」「普通はそうは考えない」「普通で括られたくない」「やめるなら今だぞ」とかとかとか!!この辺の遣り取りキュンキュンするっ!(落ち着け)
一条さんの演技がまたすっごく良くて!(≧▽≦)、茶目っ気含めた、けれどアキラへの愛しさ加減だとかが伝わってくるので。ああ、しまったこの後がPC版ではアダルティなるシーンだったんだろうに、何かこの二人のだけでも見たかった(笑)。
でもラストスチルの二人が本当らぶらぶなんですよー(*´ω`*)すっごく幸せそうな感じで良かったなぁって。源泉はアキラにベタ惚れって感じを隠さずオープンなので、そこがまた良しっ!(何故に上から)
恋愛ゲージがガッて上がるのが変わらず判断しにくい作品なのですが、源泉はラブさが最高だったのでもういいや!(え)

 

シキ CV:緑川 光

えっと、何て言うのか…彼ねー…(何だ)すみません、私頭が悪いのでどう言っていいのやらなんですが(笑)。
わかる所はわかるんだけども、だから?って思うと全体的に彼の事、さっぱり理解が追いつかないまま終わっちゃっいました!(/ω\)イヤン←
「雑魚」「腑抜け」って何かっちゃそればっかりでボカスカに痛めつけられるアキラの繰り返しでもって、END3つのどれもうーん…わ、わかんなっ(; ・`д・´)←同じだ
弱い心を一切許さず、ひたすら強さを求め続け交わらせ、戦い合うって感じなのでしょうか?恋愛とかもなかったですよね?そういう形ではないみたいだし。
終わった後、何だったんだ…('Д')?で頭の悪さそのままに、未だ持って謎でよく理解が追いつかないままでした(笑)。諦めます。←早

 

ユキヒト CV:神谷 浩史

もっと寡黙でクールクールな秘密がいっぱいキャラなのかと思ってましたが、普通に(でもないのか?)好青年でした。
それでもってアキラやケイスケと同じ生体実験の被験者で、唯一その時の記憶を所有する人、なんですが。
シキよりはそんなに話の流れは???ではなくて、一人だけ残された記憶に苛まれ、切り捨てられ、馬鹿げた国を潰そうと動き、同じ環境だと思ったアキラは特別な血の所有者で、ちょっとそこに複雑な感情が生まれ…って感じで。
そんな感じのままENDになりました(はい?)。いや、難しいなこの作品(笑)。恋愛面がさっぱりなくて、最後の最後に一緒には暮らしてるんだけど、関係性は友情とか仲間とかで終わったなーって。やっぱりCS配慮が入り過ぎてる気がする。
ユキヒトはスチルとか恰好良かったです!恋愛面、ガツッと出して欲しかったキャラ。キャラがとても良いのに、シナリオはちょっと勿体ないなぁ。

 

n(ナノ) CV:山崎 たくみ

聞き心地の良い響く声、とあるように、独特の話し方ながら聴き入ってしまう、山崎さんの良いお声の不思議な魅力炸裂です。
加害者ではあるのですが、誰よりも被害者でもある存在。こんな事を国がしてると思うとゾッとする。
彼は容貌が人間離れの綺麗さを表してるスチルが多くて、アップスチルは見惚れます。
謎かけの様な言葉ばかりを抑揚のない声音でずっと話しているので、人間離れした存在を際立たせてました。
絶望しきった中、対極の血の力を持つアキラに唯一、変化を求めてはくるのですが、ラスト近くまで普通の感情が削がれていて、そんな彼がその後のEDでかなり変わっていた事は嬉しい。
話し方も普通に感情がその中にあるのがわかるし、アキラが大切だってとても感じられるし。贖罪は負っていくし、国からはまだ追われながらの逃亡の日々ではありますが、喜怒哀楽を表す事が出来た姿を見られたのは良かったです。
ラストで告げる本名、知りたかったなぁ。そこで暗転ですかーっ!てなった(笑)。

 

 

それでは!