ゆるりと壺中日月長

ゲーム(主にADV)感想備忘録

ラッキードッグ1 全体・キャラ別感想

Vita版【ラッキードッグ1】の感想です。

大人気納得。色々凄かったけど素晴らしい作品でした!

 

BLゲーム。 ネタバレありなのでご注意下さい。

 

ラッキードッグ1

©2018Tennenouji/PRTOTYPE

ズバ抜けた運で掴め、人生最大のチャンスを!!

公式サイト

www.prot.co.jp

OP

youtu.be

STORY

物語は、その名を轟かせていたマフィアグループの幹部4人が芋づる式に逮捕されるという、前代未聞のスキャンダルから幕が開ける。

主人公はというと、刑務所の中。同じグループに属するマフィアの一味で、訳あって刑務所暮らしをしているが、一構成員でしかない主人公は、幹部が捕まっても特に興味もなくのんびりと過ごしていた。

そんな時に、突如、チャンスは落ちてきた。一構成員である主人公が、マフィアのボスになれるという、人生最大のチャンス。

そのチャンスを活かすか、逃がすか。それは「LUCKY DOG」と呼ばれる主人公の運次第。

 

 

全体感想

ラッキードッグ1

落ちてきたのは、マフィアのボスという名のチャンス。

高評価しか見ないんじゃないかと思う程に、非常に人気のある作品印象だったラキド、CS移植されたVita版で漸くプレイ。
幸運の女神に愛されている男が、何を選び取るか、共にと決めた男を信じぬく事が出来るか。神に更に愛を注がれるか見放されるか。スリリングな天国と地獄のライフゲームみたいな作品でした。
魅力溢れるキャラに心掴まれるシナリオで、ボリュームに溢れる面白さ。
BLゲームで舞台が禁酒法時代のアメリカでマフィアもの、キャラも当然ながら全員外国の方々なんですが、基本性癖ノーマル派なキャラ達なので(あ、ジュリオくん違うか。ベルナルドもバイか?)同性カモン!な事がなく、そこが良かったです。
いや、ゲームでも漫画でも全般的にBLって何を説明するでもなく、スタート時点から同性普通にOK!になってる作品も結構見てきたので、どちらかと言うとこういう方が私は昔から好みです。
Vita版なので18禁シーンは変更&カットされており、仕方がないんですがストーリーからして変更部分が妙にソフトになっていて違和感は感じます。
咎狗の血でも感じたんですけれど、こういったシャープさのある世界観のお話で、そういったシーンの控えめになってしまった変更点はどこか浮いてしまいますね。ロイドのおケツパッチン(表現可愛くしてみる)とか、イヴァンの靴お舐め!とか色々変更分かりやすい柔めさ。
やっぱり本来はPC版がいいのだと思います。PC版にすれば良かったかなー、でもきっと買ってプレイしたとしてもBAD関係はとんでもなく凄惨だろうと容易に予想されるので、豆腐のようなメンタルの私はベストENDだけ見るか、流すように見るかだと思うから、Vita版で良かったかな(笑)。

攻略キャラは4人。いずれも厚みのあるシナリオでいて色々な面で濃厚故、4人でもお腹いっぱいでした。2人プレイ終えた時点で八分目の感覚を覚える(笑)。
途中イヴァンルートから始めたものの忙しさで中断してしまい、一か月以上出来なかったので、初めからやり直したんですけど、この時にアドバイス頂いてベルナルドから仕切り直し、ジュリオ、ルキーノ、イヴァンの順でプレイしました。

箱推し作品ではありますが、好きキャラはルキーノとイヴァン!!ルキーノはもうストレートにカッコ良かったーっ!!!そしてイヴァンは本当滅茶苦茶に可愛い!!そしてエンディング最高!!!
でもベルナルドもジュリオもめっちゃ良かったです。やっぱりこの作品は全推しです。

絵は由良さん。Vita版は2018年3月発売ですが、元々のPC版は2009年6月との事なので、今現在の絵柄より変化はあるものの、独特なタッチながら魅力ある絵柄でお上手な事に変わりはなく、スチルも追加含めて素敵でした!(≧▽≦)

OP・EDが音楽、演出、全てにおいて恰好良さ極まれり、な感じです。
何回見ても飽きない感じのOP動画。いや、これだけで凄いワクワクさせられます。BGMの使い方も上手いし盛り上げてくれるしで文句ない。
乙女ゲームも色々好きなのありますけど、この恰好良さはまた違いますねー(≧▽≦)

マフィアのお話という事もあって、Vita版で緩和されているにしてもメンタルに痛いシーンもあり、けれどクスっと笑えるコミカルなシーンも用意されているのでしんどいままって事がなかったです。
シナリオ展開は脱獄編・逃亡編・デイバン編。デイバン編から完全個別ルートって事になるのかな。各攻略キャラによって展開は全く違うので、先は読めないわハラハラするわで飽きる事なく、非常に楽しめました。
描写はこの作品内容的に予想出来るのですが、暴力・流血シーンどころの騒ぎではありません。CERO限界ギリギリまで頑張ったんだなーって感じられます。それでも大分抑えたんだろうと。
容赦のない世界の中、主人公ジャンの少し息をつけるワンクッションの話し方が良いエッセンスで助かりました。
恋愛に関してはくっついて甘くラブいと言うよりも、共に生きる相手を見つけその先へって感じでした。
有能でありながらそれぞれ負うもの、欠けるたるものを持つ男達と駆け抜ける激しい道を、運も力に変えて爽快に苛烈に突っ切るストーリー。
かなりハードな内容ではありましたが、シンプルに大変面白かったです!bad eggもプレイが楽しみです!メンタルこそがれそうな気がするけど(笑)。

 

キャラ別感想

ジャンカルロ・ブルボン・デル・モンテ/主人公 CV:タダノ ドウテイ

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プレイ始め、申し訳なくも個人的に鼻にかかった様な声の高さがやや苦手で、それと本当に私の個人主観なので怒らないでください!なんですが、スタート当初、喋ってるの聞いた時、なだぎ武さんのディランみたいに聞こえて仕方なくって…!(しばかれる)
が、プレイ進めていけば慣れたと言うのか耳に馴染んだと言うのか、ジャンというキャラからこの声と話し方が自然になっておりました。って言うか恰好良い時は本当恰好良いんだ(ディラン言うて申し訳ありません!)
ひたすら感心したのはキスされる(する)演技上手いなー!!って(どこに感心しとんねん)。あの舌使いとか。カプでエロ絡み上手い人なら上位でベルナルド×ジャンかイヴァン×ジャンですね!(止まれー)何をどうされてるのかわかりやすいのって、さすがです!(黙れー)
総受け主人公なんですけれど(歓迎です)、若さのある男臭さ、男らしさでジャン、カーッコイイ!!な声を掛けたくなる男前。
いざ、ここが勝負。ここが決め時。ここが覚悟。って時の一気に惹きつけられる魅力は主人公らしい主人公。
「―――、ワーオ」「んもう、ステキ」ジュリオと自分を比べて「…アカンがな俺」など、ジョークとツッコミを加えた口調に粋な話し方が洒落てます。飄々とした軽さもありながら、ここ一番に魅せる度量と肝っ玉さ、そしてカッコ可愛さが素敵です。
最初は棚ぼた感でボスになれんの?やったぜ!みたいな軽いノリなんですが、デイバン編で個別ルートに入り、攻略キャラの彼らと行動を共にし、組織の危機に直面し、それを彼ら個人の問題も絡めながら乗り越えていく事で、ジャン個人のボスになる事の覚悟と成長を見せてくれる、非常に中身の詰まった物語でした。
時期ボスという立場になっても、結局の所お飾りでしかない自分の立場、無力感に歯噛みし、足掻きながらも折れそうになりながらもクソッ!ってな踏ん張りが好き。
両手広げて行こうぜ!来いよ!な、あけっぴろげな大きな隠れカリスマな器を感じる、そこが彼らに愛され求められるのかなラッキードッグ。最後まで気持ちの良い主人公でした。

 

ベルナルド・オルトラーニ CV:浅野 要二

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情報と頭脳を使う人。事務処理関係任せたら丸投げバンザイ\(^o^)/安心出来る人ではなかろうか(丸投げすんなや)。
ベルナルドのキャラに浅野さんのお声が合う~(*´▽`*)
いやー、思ったより(笑)良かったです!駄目な大人っぷりが!(そこ?)ジャンさんどんだけ好きなんっ!な大好きっぷりが!(もう笑えた←笑うんかい)
実はビジュアルは好みじゃないんですけど(おい)。髪、髪が前も横もっ!まとめたいっ括りたい!(←)スッキリヘアスタイルが好きなんです、私(笑)。
まさか前髪の後退をそんなに気にしていたのが、髪型に影響していただなんて…(笑う、笑いが後から)←殺される イヴァンの「未練たらたらに伸ばしたその髪の毛むしったろか!!」には凄まじくツボりました(爆笑)。ツッコミが神なイヴァン。
「ダーリン」「ハニー」と冗談で呼び合う、四人の攻略キャラの中ではジャンと一番付き合いが長いベルナルドさん。ジョークと謎かけ言葉な会話がツーとカーでポンポン返し返される軽快さが、聞いていて面白い。
最初の方で煙草の火を煙草で移すスチルがあるんですが、ああいうシチュ好きなので おおぅ(*゚▽゚*)ってテンションがプチ跳ねしました。
立場と性格故か色々人の倍以上働いて頭使って気苦労ありそう。電気とか車とか弄ってるとカラッポになって心が和むとか、人間相手は疲れるとか、機械は裏切らないって言うシーンとかがまた何か…お疲れ様、って言いたくなる人。
逃亡編の小屋で寝るシーン、疲れからか甘えるように後ろからジャンさん抱き枕にしてる状態が、何だか可愛い人だなーって思ったり。まあ、その後スイッチ入ったとかで可愛がられてしまったジャンさんなんですが(笑)。
でもあのベルナルドのスイッチって、アレで満足出来たのかな?(おい)いや、Vita版だから暗転カットの部分どこまでヤッたのかわかんないんだけど。PC版の展開知りませんが、PC版はそれなりな事はやってるんだろうなぁ、と推測。Vita版では一線までは超えなかったとあるので、アレとかアレとかー?辺りの方法が暗転であったのかな(アレアレ言うな)。んー、それかジャンだけって事ならベルナルド、あの後どこかで自分で処理s…(黙れ私)
まあ、スイッチ入っててそんな紳士なわけはないか。←
疲れてる時にぎゅうぎゅうハグして寝たい気持ちはめっちゃわかります!でも身体むにむに柔らかい時期の子供推奨だけどね!←息子にやってる人ここに
年上で中身も大人なのに、何かとジャンさんに甘えるシーンが多い。手が汚れてるからってサンドイッチを食べさせてもらう「あーー」の口開けて強請り待つシーンとか、無駄に可愛い。また躊躇なくするとこが好き。この甘え方が好み(*´▽`*)
ベルナルドのジャンへ投げかけられる言葉はするりと吐き出す空気の様に軽やかでいながら、甘くて大切な重みを感じます。「人生全部やってもいいと思ってるよ」なんかもそうですけど、『お前の生き死にには価値がある。俺は馬鹿だ。お前は最高だ、ハニー』の手紙の文面とか、何か刺さる人でした。要は好きですw
色々と接し方というのか触れ方が甘狡い人 髪に触れて撫でて絡め、髪を褒めるとか、言葉一つ、所作一つ、ジャンさんに対する仄かな特別感を感じさせそうでいて、勘違いなのか?とも何とも微妙な距離感でくる。
んーっ!そうゆうもどかしげなとこ、めっちゃ好き!(≧▽≦)←馬鹿
そんなベルナルドさんにちょっとペース崩されて翻弄されて、心寄せつつ惑ってる感じのジャンさんがかわゆいっ!←ホント、馬鹿
一人で何でもかんでもこなして背負い、忙殺され、疲れてる彼の姿に、ジャンの時期ボスという位置ながら何も出来ずにフォローされてるだけの自分を歯がゆく思ってる所とか見てると、流れのままにだらっとしてそでしてない部分が垣間見えて、人間的魅力のある青年です。
端々でジャンへの惹かれてる感じを見せていたベルナルドですが、あの酒場でのお酒のシーンで動き出しましたよーっ。会話からもやたら見つめてくる描写もそうですが、お酒で弱った姿見せるのジャンだけだったりも一々隠しきれてないとこ、駄目過ぎてツボる(笑)。
そしてあのちょっと強引なキスシーン展開が好きーっ!!(≧▽≦)お二人共演技最高ーっ!!(うるさい)って言うか初めてが青k…(規制)って、せめてどっか連れ込んでよベルナルドさんっ(連れ込め言うな)。
この辺りのベルナルドの「お前、俺の事、嫌いじゃないだろ?」も萌えるんですが、何、抱き締めてんですか、コラ。がめっちゃ可愛いジャンさん。
照れながらも、悪態つきながらも、むかつくくらい、いい男だって所で惚れちゃったぜ畜生、みたいなのがホント可愛い。ジャンさんは恰好良いのに可愛い(何回言うか)。
って言うかこの時のベルナルドの「それより、今、目の前のお前が欲しい」後半にかけて変えていく囁き息遣い破壊力ー!!!(〃▽〃)あの切羽詰まった感が萌えまする!(*ノωノ)
でもまあ、彼はナスターシャさんの事が引っかかるので、何だろなーって終盤まで今一つはっきりしないで宙ぶらりん状態でした。ずっと前からジャン大好きっぽいのに恋人がいる。でもその恋人ですら電話越しの会話の方が疲れなくていい、みたいな事言ってるんですよね。それでもってジャンだと疲れないとか抜かしてるし(抜かしてる言うた)。
ぶっちゃけずっと求めていたのはジャンなのだろうけど、手は出しちゃいけない的な抑制の中で代わりみたいな形で女を作ったって事なんでしょか。はっは、女の敵だぞー?駄目駄目くんめっ(^▽^)←目が笑えない
恋情が全く無かったわけではなさそうでしたけれど、これは彼女が本当可哀相だなぁ。
ジャンが女だったら子供バンバン産ませたかったとか言った時には、若干引きましたよ私(笑)。いやだって、それなりに何年も付き合いのある同性にそんな事言われたら(゚Д゚)みたいになるでしょ。なりますよね?(誰に聞いてる)
迷いながら、引っ込めては触れて、また引っ込めるって感じのベルナルドは、頭は良いのに踏み切れない優柔不断さが駄目な人です。ナスターシャさんの事も組織の為に利用するしね。けど終わった後に彼女の薔薇持って雨の中立ち尽くすあの姿見せたりと、非情のままでいないその弱さが放っておけないみたいな愛しさもある。ジャンさんもそうなのかなーって思ったり。
敵に捕らわれたベルナルドを、助けに来たジャンに本当に?みたいなあの驚きと嬉しくてたまらない所とか、この人本当狡いよなって。出来る有能な駄目駄目イケメンなのに(なんじゃそら)。
ラストの鉄橋の欄干を歩きながらの、吹っ切れた清々しい告白とか、ストレートで素敵だなぁ(*´▽`*)
「俺はお前が好きだ!!愛してるぞジャン!!」「俺の生きた証しは…お前だ、ジャン!!」「愛してる、愛してる…愛してるぞ―――っ!!」
あー、はいはい、良かったねぇ。って言いたくなるwホント、こういうとこ可愛い大人なんだな。
恰好良いけど駄目で狡くて甘え上手な大人でした。落ち着いている様で、滅茶苦茶変態な程に(酷)ジャンさん好きなとことか、大好きですよ。色々実は放っておけない感じの面倒臭い男なんだと思いもしましたが(←)、萌えさせて頂きました♡
でもナスターシャさんの事に関しては、張り飛ばしてやろうかと思いますけど(←)。
月明かりと部下をズララーッとバックに従え、ドヤァ…!って顔したスチルが素晴らしく好きですwwめっちゃ恰好良いのに何故か笑った(笑うんかい)。
そう言えばボスがとても面白カッコイイ人で、出来ればもうちょいイケメンに渋く描いてもらえたらなーって思いましたはい(単に自分の好みじゃないか)。
因みにベルナルドの「人生、カネがあれば幸せになれるワケじゃないけど…必要なカネがないのは確実に不幸だからね」は、名言だと思います(笑)。

 

ジュリオ・ディ・ボンドーネ CV:蒼井 夕真

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幹部でありながら現役戦闘員。狂犬の異名を持つに相応しく、人間離れの高い戦闘能力に加え、快楽殺人思考で死体好き。PC版はその上をいくんだろうと窺える程に、Vita版でも結構なものでした( ̄▽ ̄|||)
独特の個性と感性で彩られたブラッディさ満載キャラなのに、どこかズレてて天然さもあり、上品で美形に加えて澄んだ声音の緩めなテンポが良い緩和剤。怖い怖いカラーになってまいそうなヘビーキャラを、キャストのベストチョイスで絶妙にポッと暖色を灯してくれてます。
野生動物を相手にしているような、感覚で読み取れ!的な不思議な彼なんですが、緩和剤的要素のせいか容姿のせいか話し方の所為か、普段は可愛い印象が多いです。普段はね!(笑)
出た食事に毒味して、自分の口が付いたのは汚いから食べるの嫌ですよね、ってショボン(´・ω・`)してるとことか、一々物騒思考がついてくるのに可愛く感じてしまう、このギャップ。
でも血を美味しそうに舐めたり、殺す時のエグさとか、狂気モードに入ったりするものだから可愛いも言ってられない忙しさ。行動が異常のハイレベルクラスなので、さすがに引き気味なシーンもありました(;^ω^)
ベルナルドさんもそうでしたが、ジュリオくんもずっとジャンさん好き好き大好きーっ!!なんですよ。彼の方が態度オープンで分かりやすいです。部下に声を掛けてる時と、ジャンに返してる時の声のトーンが全然違ってたりで、あまりの違いっぷりにちょっと笑ってしまった。←
「俺はジャンさんに従います」「ジャンさんがそうしたいのなら」世界はジャンさんで回ってる。
只、彼の場合はラストのラストまでいかないと、何故ここまでジャンに心酔しているのかが不明。不明なのでプレイしてるこちらも疑問符状態。
彼は会話がズレる、ブレる、噛み合わない、危険で歪んでいるのに純粋で無邪気な顔を持ち合わせる、掴めないような掴めそうな感覚がジャンと共にもどかしさを感じました。
理由の見当たらないあまりの崇拝ぶりに苛々するジャンが、感情ぶつける如くジュリオにキスするシーンがあるんですが…キス初めてって!!Σ(゚Д゚)マジでー!?
しかもこの時の告白がまた何その可愛い言い方!なぐらい可愛いんですよ!!そして訂正したと思えば飼ってた犬とはしたことはあるって!!(笑った)色々すっごいクソ可愛い!!!そしてジャンさんの驚愕の反応がまた面白可愛いっ(笑)。
「犬の次はラッキードッグか?イヌ続きか?すまねぇ、ジュリオ」って謝ってるのがまたこの時の二人、ホント可愛いんですよー。しんどい展開の多い中、ここ好きでした。
まあ、こんな可愛らしい展開も少しだけで、この後は凄惨極まれりなシーンの連続で、ジュリオがおかしくなってしまった状態でジャンを無理矢理犯してしまい…と、この辺りからラストまできつかったですーっ( ;∀;)
そんな中で、風邪引いたジャンに薬くれて投げかける言葉が優しい色男、ルキーノさん!「弱いヤツには優しいんだよ、俺は」、大人対応超素敵!←
そしてイヴァンがこれまた可愛いんですよ。寝込んでるジャンに悪態つきながら玉子酒わざわざ作ってあげたり、ジュリオの事も気にかけてたり(気味悪がってたけど)、イヴァンって本当他ルートでも思いますがめっちゃ可愛いし、ツッコミが面白い。
組織の危機状況もベルナルドルートよりかなりきつくて重いし、メンタルに堪える事の連続で後半はしんどい、しんどーいっ、ホントきっつーいっ!!_| ̄|○|||なんで、ジャンが折れそうなったり自棄になりかけたりするのもわかる程きつかった…( ̄ω ̄;)
とにもかくにも、あのクソジジイ!!(口悪いご容赦)な一言です、はい。自分のメンツだけで孫に虐待って本気でムカツク。
ジャンを狂った状態で脅して犯してしまった事で、一緒にいてはいけないと離れて死すら求めようとしていたジュリオなんですが、その手を掴んで「行くな」と受け入れる、受け止めるジャンさんが超恰好良い!あのスチルなんて惚れますよ!!
気持ち悪くないですか?とか汚いですよね、など、終始自分を卑下する感じのあったジュリオですが、ジャンが受け入れてくれている事で安定してくる過程も丁寧で、心を重ねていく部分がよく感じられる二人であったと思います。
終盤のジャンを助けにくる戦闘なんか、強さ最強なだけあってジュリオくん、めっちゃ恰好良かったですし!実践キャラは見せ場が良すぎる件、狡い(笑)。
しかもラストラストの実は小さい頃出会ってました、あの時から貴方は俺の特別ですな運命センター設定(何設定)出された日には、可愛い狡いし、スチルの身長差何事かってくらいいい感じだし、予想外に持ってかれた感しかないわーっ!←

 

ルキーノ・グレゴレッティ CV:四季路

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最高に萌えるカッコ良さ!!
一番、マフィアの幹部らしい幹部と言うのか。出来る男の自信と力と落ち着きと度量、溢れる色男の魅力にカリスマ性もあって何じゃこのイケメン、みたいな(笑)。
老若男女問わずモテそうな…いやモテるな。モテてるし。そんな無駄のないスタイリッシュ溢れる色男です。
囚人服ですら、それそんなに開ける必要あるのかいな、ぐらいの胸元全開色気放出っぷりがサービス抜かりないイケメン。何て言うか皆さん、本当高身長イケメン揃いですよねー。ルキーノは筋肉の付きっぷりも良いし。
「女はみんな、俺に惚れるんだよ」ってさらーっと言ってのけておりましたが、それが全くいやらしさのない、納得する良い男です。スマートに決めてくるし、時折お茶目だし、ジャンへの仕事の教え方とかカポになる心構えとか導き方が上手いし、言動もまあ、男らしいったら男らしい。甘やかし過ぎず、的確なフォロー、上司レベル高い。
良い男っぷりが凄すぎる。ジャンですらまっさらに褒めてますよね。レディの致死量百人分のウインクとか、どんなウインクだって言いたいってか見たい(笑)。
さり気ない気遣いもあるし、褒める時は褒め、叱咤する時はガツッとな、どんと構えた頼りがいのある人で、人間的魅力が詰まってる。こんな男に惚れない女(男もか)がいるか!?みたいな。
恰好良いわー…っ、超カッコイイ!!!(〃ω〃)←笑
一番NL!って感じのNLさなので、ジャンとの恋愛って遠そうだなぁと。しかも奥さんと子供いて亡くしてるというから驚き。
その所為か、ジャンの方が早めにルキーノを意識しだしてると感じられたルートでした。ベルナルドとかジュリオはジャンより先に好きになってたし。
そりゃあんな出来た色男に「任せろよ。見てろ。お前をカポとして、最高のステージでデビューさせてやるぜ」なんて言われてみなさいな。そら惚れるわ。惚れずにおられるかってんだーっ(誰だよ)
所でジュリオの時も思ったんですけれど…バクシーってbad eggで攻略対象なんですよね?マジですかって何度も問いかけました自分(笑)。だってこの物凄い一部ネモ(コドリア)みたいな言い方とキテる笑い方する、爬虫類みたいな(酷い)印象の人が!?おおぅ、どうなってんのーっ。
色々驚きなんですがまあ、これはbad eggプレイまで大事に置いとくとして。
バクシーに奥さんと子供の事で挑発され、自棄気味になっていつもの姿を無くすルキーノに、言い合いになってる内に押し倒されて抱かれるジャンさんな訳なんですが(端折り凄い)、もうこの辺りすっかりルキーノに惹かれてるなーってな言動で、ルキーノに元に戻ってくれってな必死さが一生懸命で可愛い。
濡れ場はバッサーリとカットなのが仕方ないけど、うーん、流れ的にどれもぶつっと切れてて惜しいなぁ。もう一歩大メビくらい工夫して頂きたかった気もしますが、CSで無茶言うなってね、ならPC版やれって事ですね、はい(笑)。
DGの幹部の内側から結束を崩していくかの攻撃方法に、乗っからない様に諫めた先からルキーノとイヴァンが喧嘩勃発、で、ジャンさんのドカンとボスの素質を見せる雷が落ちるんですけど、ここカッコイイですねー!こういうシーンが本当ジャン素敵!
で、テキパキと指示を出して纏めていくんですけど、一人思いっきり忘れられてるイヴァンが超可愛い!(爆笑)言われるの待ってたのに!みたいな慌てぶりがまたホント可愛い!!もう、何で彼こんな可愛いんだっ(きっとまだ何回も言う)。
ルキーノは亡くなった奥さんと娘さんを、自分が見殺しにしてしまったような形になってしまった枷があり、ジャンとの恋愛という変化の描写はかなり薄目。
代わりにジャンが一番甲斐甲斐しいと言いますか、元々尊敬する感情も入っているのもあってか、滅入っていくルキーノのを「いつもの粋なあんたでいてくれ」、とか言ってたりで本当健気です。一番可愛い感増し(*'ω'*)
ストレートに伝わってきたり、見える面ではジャンへの惹かれ方はわかりにくいルキーノですけど、端々に言いかけて途中になっちゃってる伏せられた所にかなり隠されたものがあるんじゃないかなーって。この二人は一見糖度は一番低めだけど、精神的な事とか、恋愛だけでない、一括り出来ない関係性の深さがとてもあるのかな、と思いました。
ジャンを色目で見たポリスのおっちゃんに、結構短気にキレてたし。あのぷち出しが憎いね!←
強そうでいて、負った傷に深く傷つき脆く弱い。でも完璧な男のこの弱みは、それですら恰好良いと思えるんですよね。狡いわー。←笑
奥さんと娘さんの死の真相は、不幸な偶然が重なった、あまりにもやりきれない事故の事実。ずっと疑わずにいられなかった、彼の苦しみは相当だったろうなと、あの普段の強さで隠してきた姿が崩れて泣くスチルは胸が締め付けられました。
ボスとのシーンも哀しくもあったんだけど、同時に良かったなぁとも。そして駆けつけるCR:5の仲間達との遣り取りはほっこりもします。もー、相変わらずイヴァンいいなぁ!(笑)
ベストENDはジャンが二台目ボス襲名前日、ルキーノの奥さんと娘さんの墓前シーンなんですが、やっぱりジャンさん健気。「あんたほどの男が、会いに来るんだぜ!?それで喜ばねえ女なんて…!…いねえよ!!いるわけねえだろ…!!」って徐々に小さくなる声の感じとか、ルキーノへの精一杯の気遣いと想いが見て取れていいんですよ。あー、可愛い。←
「おまえがいてくれたから、俺は…。――ここに、いられる」と告げるルキーノさんの、心からの言葉もある中、進む二人は恰好良い男らしい、イイ男二人のENDでした。
因みにスチルありのグッドENDっぽいやつも好きです。こちらはボスになるの保留なんですが、ルキーノの傍らでもっとボスになれる器の男を磨くEND。この時の二人のスチルは一番好きかもしれない。甘くはないけど、いいなー。
全体的にエロい事もあるんだけれど、それより前に亡くした妻子への罪に苛まれる心の傷の事や、男の生きざまのストイックさも出ていたので恋愛な感じは隠し的なものに思えます。見えにくいけど、見えてない部分が甘い、みたいな(語彙力)。
だってねー、おまけで見られる壁紙とか、コンプしたら解放するボーナススチルなんてめっちゃ甘いイラストなんで吃驚した(笑)。
まあ、正直に言えば本編内でもこれぐらい見たかったけども!ルキーノはシナリオ的に致し方ないかなとは思います。bad eggに期待したい。
気持ちの良い大人の色男っぷりが本当に恰好良いルキーノ、糖度は低くても、スチル枚数他より一枚少なくても(←笑)、めっちゃ萌えましたーっ!(人´ω`*)

 

イヴァン・フィオーレ CV:平井 達矢

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ツンツンギャンギャン、君は生みの親か何かかな程フ●ック何回言うねんな彼ですが、滅茶苦茶可愛いです!!(笑)ツンデレ担当でしたね。そして愛されるお馬鹿弄られ担当キャラでもある。いや、本当に馬鹿ではないけど。ちょっと抜けてるんだよね(酷)。
こんな乱暴っぷりなのに、字が綺麗とかあるのがまたポイントです。内面の性格出てる感。何だかんだで詰めが甘いとこもいいんですよねー。だからジャンとベルナルドに揶揄われるんですよ、イヴァンw
俺様イヴァン様、なんですが、シンプルな言動なので扱い慣れると容易かったり、からかわれたり、弄られたりと、他ルートでもコミカル部分が出ていて、しんどいキツイ中での緩和剤を担う存在でもありました。
何気に色んなルートでぶつくさ言いながら助けに来てる事が多いんですよ(笑)。もう何だろ、可愛美味しいキャラ。
頭に血が上りやすい、直情型でイジメっこな悪ガキみたいで、最初ギャンギャン煩いなー(←)って思ってたんですけど、それなりに考えてる部分もあり、伊達に幹部じゃないなと思わせる。
野心が高く、始めはとにかく初っ端からジャンを目の敵みたいにして喧嘩腰なスタートではあるんですが、こういうキャラ程好きになったらデレる甘さは高めなんだよなーって思ってたら、めっちゃ好き度わかりやすくてクソ可愛い!!
子供に懐かれてる所もいいんだな。うん、それっぽい。自分の子供とかできたりしたら、いいお父さんになりそうなタイプです。溺愛型。まあ、お相手ジャンさんなんで無理だけど(笑)。
後、滅茶苦茶ツボッたのが、マダムにタイプ別に合わせて色んなキャラ変の使い分け!!凄い、凄いですよっ。一番笑ったかもしれない!乙女ゲームだったら攻略キャラ何人分演じてるんだって話。いやー、 めっちゃ器用!面白かったーっ!(爆笑)「うるせえあやまんな死ね」が好き♡←そして笑う
赤毛のアンとかの遣り取りもこれまた面白い(≧▽≦)このギャンギャン仲良く喧嘩してる所とか、ジャンも他のCR:5メンバーと違ってとても肩の力抜いてるなと。イヴァンもジャンの前だと無意識に爆睡出来たりとか、息のつける存在感が出てます。
根底の人柄の良さが出ているので、不器用な生き方だなって思う。そういうイヴァンをフォローするジャンさんって感じ。
クソでもカタギで有力者を殺してしまった時に、処罰云々決める役員会議で、ジャンがガツッと役員達に男前に言ってくれるシーンなんかもう本当恰好良い!あの時の声のトーンとか素敵です。
ベルナルドやルキーノと違って、ジュリオやイヴァン相手だと、ジャンの男前度の見せ場が際立ってる気がします。でも受けな時はかわいーんですよね!(≧▽≦)ノ
身動き取れない事に苛々して口喧嘩からジャンを押し倒してしまう流れも、いざ、ってなったらここまでにしてやっても、とか言うし!(笑)そこ、そこでやめてあげるんだ!?やめられるんだ!?なんつー可愛さ…!(*ノωノ)そして笑ってしまうw(おい)
こうなるとジャンさんの男前が出てくるんですよね。「サッサと続きしやがれオラ!」だもん。この二人のこういう遣り取り好きだわー。それでもまだ「今日はもう、この辺にしといてやるって…」なイヴァンに「急に弱気になってんじゃねえよ、このボケ」なジャンさんですよ。いいなー、この関係性いいなー。
事後は事後で、事が終わったら終わったでもう他のメンバーに嫉妬するわ、お前が初めてだよって言われてもっかい言えーって。何このバカップル(笑)。
この二人は喧嘩する程仲が良いんですねなお二人さんなので、コミカルなシーンもあって一服の清涼剤みたいな。
敵に囲まれてジャンがカポだって啖呵切るシーンは本当素敵でした!可愛いし恰好良いし面白いしで忙しかったです、イヴァンルート。
もうここまでくるとジャンにデレデレのメロメロ(古)のイヴァンなので、悪態つきつつ甘いです。甘さで言うならジュリオも糖度高めだと思うんですが、彼はハラハラする事が終始だったので、普通に甘さを堪能出来た気がする(普通ってどんなん)。
イヴァンルートで最高に痺れるーっ!ってなったのは、部下に喝入れる所。あれは問答無用なカリスマパワーを見せつけてくれました。イヴァン人望凄いな。
全てが片付いた後、大怪我したジャンにCR:5の面々が心配して構ってくるシーン、とっても好きです。次期カポは一旦凍結とは言え、皆もうジャンを認めてるってわかるシーン。
ジャンも一番カポの片鱗を見せてくれたルートでした。本当、この後の数年後の姿とか見て見たい!恰好良いんだろうなー(*'ω'*)でも馬鹿みたいにくっついて笑いあってる、そんな二人も大好きです。
そしてロザーリアちゃん、とってもキュートで素敵な小さなレディでした。大丈夫、イヴァンの魅力がわかるんだもん、すぐに素敵な彼氏が見つかります!
ラスト、急に雰囲気が変わって…?と思ったらもの凄いEDキタ!!あー、これ卑怯です。狡いです。泣けるって、もう胸にガツッとくるって…!
老衰で死を待つ老人の姿。そしてフィオーレ会長と呼ばれるその名。モノローグ。「俺には…ダチが、いた…」そして聞こえてくる、イヴァンを呼ぶジャンの声。
マジですか――――…!!言葉にならない。涙より何より心にグッと掴まれてくる。あの最初の方であった同じ「ダチがいた」セリフがここに繋がるなんて、全然思いもつかなかった。深いなぁ。そしてとても大切な言葉。
強がりで寂しがりやで、その心根は優しくて温かなイヴァン。

後からずっしりと刻まれるように胸にくる、素敵なエンディングでした。イヴァンルート、最後に変更して良かったです…!!
シナリオも甘さも一番な、最高の物語でした。ありがとうと言いたいです。

 

それでは!

『ラッキードッグ1』デジタルアーカイブ発売決定|アニメイト限定セットも | アニメイトタイムズ

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