ゆるりと壺中日月長

ゲーム(主にADV)感想備忘録

始まりの乙女ゲームはスーファミの女王候補でした

タイトル通り初めて乙女ゲームを知り、プレイし始めてから随分の年月が経った私。

ふと、あーれから、なーんねん、経ったのかーしぃらぁ~♪(歌うなよ)と思い返して調べてみましたら、軽く20年飛び超えてたわ♪って笑ってしまいました。←笑い事かい
そりゃ結構なOBABAなわけよ( ̄▽ ̄*)ゞてへへっ
いやあ、我ながら歳だけくって中身変わってない(笑)。
そんな訳でちょっとマイ乙女ゲームデビューの歴史(オーバー)を少し。
女性向け恋愛シュミレーション、乙女ゲームジャンルの開拓を成したのがあの天下の光栄さん。それがアンジェリーク。私の初めての乙女ゲームタイトルでもあります。
そして機種はスーパーファミコン版です(笑)。
アンジェリークのシリーズでプレイしたのが下記タイトル。

 

アンジェリークスーパーファミコン)【1994年9月23日発売】

使用画像の著作権は株式会社コーエーテクモゲームスに帰属します。

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懐かしいですね。ボイス勿論なし!でも発売日直ぐに購入したわけではありません。当時は私、スーパーファミコン晩年の時期に購入したので使用期間は短く、程なくプレイステーションに移行し、アンジェリークもリメイクされてPC-FXから移植でPS版『アンジェリークSpecial』の発売が決まった事で、実は半数もクリアしないで終わってしまいました(笑)。そう、初めての記念すべき乙女ゲームなのにこのぞんざいなプレイは何事だってね。タイミングが悪かったんです…( ̄▽ ̄)

 

アンジェリークSpecial(PS)【1996年3月29日発売】

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そんなわけで本格的にプレイしたのってここからではなかろうか?フルボイスではありませんがボイスもあるし、アニメーションも入ってたので楽しめました。
ただ作画はまあ、上記の画像の感じでお察し下さい(*´з`)←
キャラデザの由羅さん絵の名残が欠片もなくて残念だった記憶(笑)。
新しいルトゥールでは新キャラ増えてますが、この時は攻略対象は守護聖9人。
でも私、アンジェリークはシリーズどれも全員クリアしておりません。←おい
金髪の可愛らしい緑の守護聖様がですね…どうしても恋愛対象に見えなくて。
だって飼ってる小鳥追っかけて「待ってよチュピ~♡(´∀`*)ウフフ」なんだもん!
初代主人公はアンジェリークリモージュ。後に名前が同じの二代目と呼び分ける為、ユーザーさん達からは「リモージュ」「金アン」と呼ばれてました。女王即位後の作品登場では「神鳥の宇宙を統べる女王」とつけられていて、すっかり女王様だなぁ~って感慨深かったです(親か)。
キャラではオスカー様とクラヴィス様が好きでした(*‘ω‘ *)
ラヴィス様はアレですね(何)、この時の現女王が女王候補だった時に恋愛関係になったけれど、結局彼女は女王の道を選んで振られた形になったっつー、何とも重い悲恋過去が私の当時の性癖に刺さりました(笑)。しかも同じ金の髪の女王候補が再び…!っていうのが萌えた。←
今の乙女ゲームのように順を追った恋愛ストーリーメインではなく、育成&訪問&デート&会話等々、多数の作業をこなしつつ、それぞれの好みに合った女に切り替えながら、複数の男達の親密度を上げまくり、二股どころか四股五股どんとこい状態の、恋愛イベントを起こしながらエンディングへと向かう、凄まじくえぐい女になる正統派(?)恋愛シュミレーションゲームでした(どんなプレイをしたかが容易に想像できる自分)。

アンジェリークSpecial2(PS)【1997年4月11日発売】

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こちらもPC-FXからPSに移植。当時はまずPC-FXから発売だったので、持ってないから早く移植して!って待ちどうしかったのを覚えてます。
新しい宇宙の誕生により、聖獣に選ばれた女王候補が再び!みたいな。
攻略対象が増え、教官3人、協力者3名追加。大所帯(笑)。どんだけ落とさなあかんねん、みたいな。でも緑の守護聖さまと占い師くんはクリアしてません(お察しを)。品性の教官は何とかギリギリ。
二代目主人公はアンジェリークコレット。栗色の髪なので「コレット」の他、「茶アン」「栗アン」とリモージュと区別する為に呼ばれておりました。
こちらでは性格別で3タイプ(勝気・元気・温和)を選ぶ事が出来、ゲームモードにイージーとハードが選べるのが新鮮でした。
しかしながら私、勝気が全く合わず、元気は前作主人公のリモージュと被る事もあり、ほとんど温和ちゃんでしかプレイしてませんでした(笑)。
いや、可愛いんですよ温和ちゃん。テキストアイコンの笑顔がほんわか癒しスマイルで、反応もふんわりだし、何より攻略キャラ達が滅茶苦茶庇護欲そそられてる発言が凄くて!面白くて!(待て)もうその儚さ、危なっかしさ…俺がその笑顔、守りたい!状態な感じの評価大連発で、見ていて楽しかったです♪(楽しみ方がおかしい)
そして新キャラのヴィクトールさんが31歳(悲痛な過去持ち)の渋さで、私の好みド真ん中!!この方と温和ちゃんの恋愛がストレートイン!(なんじゃそりゃ)
でも恋愛EDで蝶々追っかけてるコレットには笑ったけど。アルプスの少女ハイジかい。幾つの子(笑)。でもヴィクさま全く気にしないでバックハグ&ラブラブでしたので、もう貴方が幸せならいいやって(*´з`)←
強烈に覚えてるのは、オスカーさま狙いの時、レイチェル側についたリュミエールさまと育成が一騎打ち状態で、リュミさまにバカスカと品良い笑顔で惑星ぶっ壊されたのが怖かったです(笑)。
個人的にアンジェリークの主人公はリモージュよりもコレットの方に思い入れがありました(*‘ω‘ *)

 

アンジェリーク デュエット(PS)【1998年7月30日発売】

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基本はアンジェリークSpecialと同じですが、こちらはライバルの女王候補であるロザリアを主人公に選ぶ事が出来るもの。勿論、恋愛ED同じだけあり。他に追加要素として夜デートとか、友情イベントが増えた作品。
が、これ記憶がほとんどないっていうか、ロザリアを主人公っていうのが思った以上にしっくりこなかったのを覚えてます(;^ω^)
ロザリアは嫌いじゃないし、人気あるのも分かるキャラなんですけど、今までリモージュでロザリアをライバルにやってただけに、恋愛ED見てても複雑な気分にしかなれず、あまりクリア出来ないままに終えた気が。

 

アンジェリーク 天空の鎮魂歌(PS)【1999年2月4日発売】

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何とアンジェで驚きのRPG!でもRPGとしては超簡単!(笑)
アニメーションがどんどん良くなってるな~と感じた作品。
聖獣の宇宙の女王に即位し、補佐官のレイチェルと共にまだ幼い新宇宙の発展に勤しむ中、神鳥の女王が治める宇宙が皇帝レヴィアスに襲われ、散り散りの場所に囚われた守護聖達を救い出す!でスタートなんですが、とても戦うには何かと危ないミニスカ衣装で立ち向かうコレットにツッコむ自分(笑)。見えまくりだよ、あれ。
性格は温和ベースの元気も少しといった感じだったので、勝気じゃなくてホッと安心。
前作『アンジェリークSpecial2』からの教官と協力者も変わらず加わり、新キャラとして流浪の剣士アリオスが新たに攻略キャラに。多過ぎる。どんだけ( ̄▽ ̄)
アリオスは人気出た記憶があります。これプレイすると、彼はコレットでないと救われないんじゃないかと思う。お話もしっかりしてました。
シナリオのメインがアリオスのせいか、アリオスとコレットの絡みが多く、それに対して嫉妬してる態度が隠しもせずに出ている、他の大勢のイケメン攻略キャラの皆様方の反応が超絶面白くて萌えました♡(だから萌え方おかしい)

 

アンジェリーク トロワ(PS2)【2000年11月22日発売】

愛蔵版アンジェリーク トロワ(PS2)【2002年7月5日発売】

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何で最初から愛蔵版の追加内容で出してくれないっ…!と思いはしたものの、多分OVAの宣伝兼ねて出されたんじゃないのかとか。←
愛蔵版の追加は一部のムービーとボイス、女性キャラとの友情イベント、OVAアンジェリーク 白い翼のメモワール』ダイジェスト版が追加。
主人公は栗色のコレットアンジェ。女王即位後3年だったかな?(記憶あやふや)
驚いたのはあの幼い系キャラ達がこれだったら恋愛対象入るぜ!って感じで成長してた事。最初からこっちでいってほしかった気もす…もがっ。
でも緑の守護聖さま、変わらずチュピは肩にいるんですね(笑)。
PS2になったので、格段にあちこち綺麗。今までとちょっとゲーム性もちょこちょこ変更されていて、ストーリーの流れがきちんとあり、何かとても新鮮でした。
因みにアリオスはこちらでも引き続き攻略出来るので、大所帯変わらず。私これどんだけ出来たのか記憶にない(笑)。全員は絶対やってない。

 

ふしぎの国のアンジェリーク(PS)【1997年2月28日発売】

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ちょっと時期は戻りますが、本作シリーズとは違うFD的なものでボードゲーム
気軽に出来、恋愛要素もほんわかあり。レアキャラの前緑の守護聖…えーっと、名前なんだっけ?(←)カティスさまだったかな?(間違ってたらすみません!)が登場する作品。恰好良い大人キャラだったので、今のチュピチュピ言うてるコと変わって欲しいとか思ったのは内緒です(言ってる、言ってるから)。

 

アンジェでプレイしたのはここまでです。その後、2004年にアンジェリーク エトワールが出ましたが、主人公がまた変わってしかも名前がアンジェリークでもなくなり(エンジュ)、女王候補でもないわ、更に今までのキャラ加えて3人(だっけ?)追加で、もはや何人の男を落とすんだカオス!となって買わないまま、アンジェリークシリーズは私の中で終了しました。
いや、最初の守護聖達もそうだけど、教官と協力者(エトワールでは聖獣の宇宙の守護聖になっていた)果てはアリオス(こちらは聖獣の宇宙の女王に仕える影とやら)まで三代目の新主人公と恋愛っていうのが受け付けられなくなりまして(;´・ω・)
特にアリオスとか、ヴィクトールさまとか、違うっ!君達はコレットじゃないとあかん人やん!!ってなり、今に至ります(笑)。
絵は綺麗になってたんですけどねー。その後、2015年のルトゥールになるんですが、こちらもやっておりません。私この初めてアンジェをプレイした当時から、作業と数値で恋愛発生させる形が苦手だったので、今の乙女ゲームのようにストーリー恋愛過程があるスタイルの方が好きです。

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2000年前は乙女ゲームの選択肢はこのアンジェリークの他、他社から発売された『アルバレアの乙女』かの二択ぐらいしかなかったので、当時はアンジェの入れ込み強く、ドラマCDやらキャラソンなんかも沢山買ってたなぁと。
因みに『アルバレアの乙女』は1997年にPC-FX、1998年にPS、2009年にPS3PSPで発売された作品。

使用画像の著作権は権利所有者に帰属します。

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乙女ゲームとしてはアンジェの次に出た作品ですねー。未プレイですが、当時雑誌などで見てたらなんとなーくアンジェと被る点があった気が。
こちらはアンジェの宇宙を統べる女王候補ではなく、アルバレア王国を守る力を宿す聖乙女候補らしいです。何か似てる(笑)。
残念ながら絵が好みではなかったので、PSやPSPに移植されても購入はなかった作品です。
そこから遙かなる時空の中でシリーズやマイネリーベときメモなどが登場してくる2000年以降、メーカーも増えていった現在、思えば移植であれ新作であれ、選べるほど何かしら乙女ゲームが発売され続けているのは凄い事だなって思う私です(笑)。
昔はBLゲームの方が凄かった印象。18禁が主だったのでプラットフォームはPCでしたけど、最盛期はかなり賑わってたなぁって。今は時代により少なくなって変化はあれど、大メビや橋姫他、まだまだとても良い作品が出続けてますね(*‘ω‘ *)
求める人が途絶えない限り、何かしら続いていくのだなと感じたり。

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私の記憶は老化現象中なので、記憶違いの部分があるかもしれませんが、思い出せる限りの乙女ゲームデビュー初期プレイはこんなんでしたよーで。とは言ってもアンジェばかりなのですが(笑)。
一般ゲームや漫画に嵌ったり、妊娠出産初育児と乙女ゲームから離れている期間も含めておりますが、やめる事なく今も楽しんでおります。おばあちゃんになっても変わらなさそうヾ(*´∀`*)ノ笑

 

それではまた何かしら更新していましたら、遊びに来て頂ければ嬉しいです(*´▽`*)