ゆるりと壺中日月長

ゲーム(主にADV)感想備忘録

ピオフィオーレの晩鐘 キャラ別感想1 リリアーナ/ニコラ

ピオフィ感想続きです。

 

 ピオフィオーレの晩鐘

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引き続き【ピオフィオーレの晩鐘】キャラ別感想です。まずヒロインとアンダーボス。
より一層いつも通り(←)萌え叫びまくっておりますが、お付き合い頂ける方がいらっしゃいましたら宜しくお願いします<(_ _)>


ネタバレあります!未プレイでネタバレNGの方は以下の閲覧をお控え下さいね。

 

 

 

 

 

キャラ別感想

リリアーナ・アドルナート/主人公

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教国とファルツォーネにとって特別な意味を持つ【鍵の乙女】なる存在。
身体の質感がこう、色っぽいのに愛らしい顔立ちで、美人可愛い兼ね備えヒロイン。
私が男なら萌える(お前かい)。
そしてあの全身ポーズ立ち絵。容姿もプロポーションもパーフェクトボディ。昨今流行りの『1000年に一度の~』とかつけられそうな抜群さです(笑)。
作中においても攻略キャラ達やモブキャラからも【美人】なる評価がよくあったので、誰もが認める魅力的な女性なんでしょうね。ギルルートでもモブのイタリア男に口説かれて、それが頻繁っぽい発言あったし。
ファルツォーネが影から守ってなければもっと変な奴らにしょっちゅう狙われてたかもしれない、と思いました。良かった。←親心発動
でもギルSHORT STORYでもありましたけど、しょっちゅうモテモテで口説かれてる彼女に、気が気でない彼らの姿ももっと見たい。
全員嫉妬度高いので、それぞれ反応が面白そうv(^v^)←悪い顔
きちんと自分の意思を伝える事が出来、無茶無謀過ぎない行動力、危機的状況であっても、きちんとその場において最善の選択を考える先の思考を持つ場面もあり。強いです。教会育ちと言えども流石マフィアが支配する国に身をおいている女性。
ダンテに「おてんば」と言われたり、他キャラにも「意外に…」とか言われる事が多い、大人しくしおらしい容貌からくる印象と違って、割と気丈でいていざ動けば中々大胆行動がよろしいヒロイン(笑)。優しいだけではないのがいいですね。
言葉の返しとか聞いていても気持ちが良いと言いますか、筋が通った言葉も多くて、そういう会話の遣り取りとかも楽しめました。一本芯が通ってる。
マフィアの世界の非情な部分の常識と自分の持つ一般常識との違いに甘さを痛感したり、打ちのめされたりしていくのですけれど、そこを踏まえて踏み込んでいく姿は凄いなと思います。
たまに発言が天然だったりするのが可愛らしい。ニコラルートでのキスへのコメントが「…そんなに(キス)したかったの?」に笑いが。直球v思わず長い「…」で無言になっちゃうニコラに笑ってしまった。
お菓子作りが上手なので、随所に色々なドルチェを作って皆に食べさせているシーンが出てくるのには困りました。食べたくなるじゃないですか(笑)。攻略キャラからサブ、モブキャラに至るまで褒めちぎって食べてるから美味しそうなんだもん。
愛してあげたい、愛してやまない、愛してほしい、攻略キャラ達の愛おしさ、熱情、求める心をこれでもかなくらい注がれている彼女ですが、それら納得の魅力に溢れるヒロインでした。

 

ニコラ・フランチェスカ CV:木村 良平

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ファルツォーネファミリーのNO.2。木村さんの「グラッツィエ」の発音が好きv
登場時、モテるイタリアの優男、と言った公式紹介文そのままの印象の彼。いざプレイしてみたら柔らかな物腰の笑顔の裏は中々に真っ黒い、ダンテの事になると視野が狭いと言う、非常に面倒なタイプでありながら、貫く硬い強さの中に垣間見せる優しく柔らかな脆さと弱さ、危うさのバランスが魅力的な人でもありました。
アンダーボスという位置にありながら、そういった感を出さずにリリィちゃんに優しく親し気に接する人ではあるのですが、まあ最初にこうくる人を、容易く信じちゃいけませんの典型をいくお方。
そして最初の行動を起こす、ファミリー裏切りまでの過程から窺えるニコラのダンテへの強い思いと言いますか、ああ、きっとこの人って何よりダンテの為に動く人なんだろうな、長い間ダンテの為になる事だけをずっと考えている人なんだなって事が分かりやすい程に分かっちゃう人なんですよね。
恋愛、面倒臭いルートまっしぐら予感的中。←
こういうタイプって、とんでもなく一つの存在に頭ガチガチ思考、表面と裏面を使い分け、裏でパンクすんじゃね?とばかりのあれやこれやの文字いっぱい、大容量なる思惑と画策を考えて、それらを見せようとしないから誤解が誤解を生んでがんじがらめになってしまう人だよねーって思ってたらそのまんまだった(笑)。
それだけでもう、この恋愛ってリリィちゃん苦労する感じ!って思った訳ですが、全体的に何処を取ってもニコラって一々一々ぅううーん、何か分かってたけど、分かってはいたけど…もう面倒くさっ!誰かにちょっとは寄りかかれ!( ̄▽ ̄;)な人で。
ふんわり柔らかに吹く風の如く嘘をつき、寄せては引く波の様に縮んだかと思えば微妙に離れていく。←詩的に表現してみました
でもってですね、ニコラって離れ過ぎない離れ方と言うか、仮面鉄壁ではない部分があるので、ややガードに少しだけの隙を見せる危うい緩さがあり、其処に乙女心を突かれちゃうわけなんでしょうなリリィちゃん、恋愛面でのこの二人は彼女が押して押してひたすら押す!!な押し出しでリリィちゃんの勝利!といったGOGOプッシュな展開(相撲か)。
可憐な顔して強いぜリリィちゃんvなぐらいガッツで攻め込んでいた姿勢には好感度大(≧▽≦)こういうタイプって押しまくらないと進まないわ崩れないわで、私なら多分途中でわかんなくなって疲れてるわー(。-∀-)ノはーよっこいしょ←年寄りの域
ニコラが裏切ってヴィスコンティへと身を置く事になってからは、彼の中でダンテより気にかかる存在になる程リリィちゃんへの想いが深くなっていく過程が、順を追って分かりやすくなっていた気がします。
特にね、最初の段階でのギルバートのグッジョブ!(^_-)-☆なわざとらしさ満載の恋愛サポートっぷりが面白かったです(笑)。
ニコラにカマかけの時のギルバートの科白が「今の俺は、ただの恋の奴隷…」「恋の炎に火がついちまったからな」って貴方ルパン(←コドリア)ですか!?と(笑)
芝居であっても彼ならもう少し何かこう、スマートな科白言いそうだったのに何故に!?いや、良かったんですけどっ(いいんかい)
何気に皆さん、確かにマフィアの厳しく冷たい面も持ちながらも、何だかんだで懐に入れている人間には世話焼きでいらっしゃるなぁvと、ちょっとそういうシーンはほこりとします(*´▽`*)殺伐っぷりが凄いだけに。
そうして押し引かないリリィちゃんに折れていく形で、ゆっくり染み渡る様に惹かれ合っていく恋愛模様
最初ニコラは隠している事が多いので、リリィちゃんに対してはどこまで?と思っていたのですけれど、ヴィスコンティに行ってからは非常にわかりやすくなっていたし、惚れちゃったら甘みの強さも多い人なので、後半の糖度さは色々ツボ突いてきて狡いんだよな~vって人でした。
自分を庇って撃たれそうになるリリィちゃんに、激情迸って押し倒しキスとか、終盤近くの心配で堪らなくて抱擁とか、またその表情がとても、とても狡くない!?な感じで何だか幸せをありがとうv、な感じでした(何だそれ)
「僕は別にいい。いいんだ。僕はマフィアだから」「いつか、誰かの怨嗟によって死ぬ――そんな覚悟、とっくの昔に済ませている」「けど、君は違う……!」と、この科白で覚悟済ませ切ってる人のマフィアとしての恰好良さと共に、リリィちゃんの存在の大切さを感じられたのがとてもよく伝わってきました。
ラストの銃口を向けるシーンなんてもう、あのスチルの表情の恰好良さは何事なのか。ゾクッとする様な双眸にやられる。これがマフィアの覚悟の上に立つ者の男って感じで、タイプ的にはちょっと違うのに狡いっ、恰好良いじゃないかーっ!!(*ノωノ)ってなりました、はいv←
まあ結局はニコラって、早い内にちゃんとダンテと腹を割って話し合ってりゃ、こんな面倒臭い事にならなかったんじゃないかいな、とは思いましたけどね( ˘ω˘ )
考え過ぎで話さな過ぎですよ。コミュニケーション出来ないわけじゃなかろーに、寧ろ会話力上手であろうに、思いが深すぎで色々勝手に画策し過ぎてあれれー?になっちゃった気がします。まあでも、そういう所もニコラの魅力の一つですね(*'ω'*)
なのでBESTENDの甘さを見れば、もういっか!な朝チュンおいおい見せつけてくれぜお二人さん(何の輩)、な科白が萌えるわスチル素晴らしいわで細かい事吹っ飛びましたv←単純

BADENDはですねー…ニコラが壊れちゃうとそうなるかな、といった感じで。
出たよ籠の鳥ーっ!!( ;∀;)
これはこれでニコラらしいBADだとは思います。大切な存在に対する重みが激深な人故の、喪失を恐れるあまりのBAD展開。そんな彼の狂気に気づきながらも、放っておけなくて気づかないままの振りを続けるリリィちゃんとの悲哀宿る結末。
余談ですがリリィちゃんのセクシーな胸にあの色っぽいドレスはとても素敵でした(*'ω'*)(何のこっちゃ)。バストのラインがねー、思わず触りta…←オヤジか

GOODENDはブルローネから去らなければいけないニコラがリリィちゃんを攫って駆け落ち。これはこれでGOODらしい幸せなENDだと思いますvラストスチルは何か仲のいい良い夫婦みたいで、しっとりした雰囲気が素敵でした(*´▽`*)
GOODでのダンテとの本当の兄弟として思い合う会話や、ギルの気づきながらそっと見逃して見守ってるあのシーン、どれも男らしい魅力が出ていて恰好良かったv

それにしても彼のスチルはシチュもアングルも粒ぞろいな良さでした(*'ω'*)一番手プレイなニコラでしたが、他の皆さんもこんな美味しいスチルばかりなのでしょうかと、今からそれだけで萌えられるv(早いよ)

 

リリィちゃんとニコラの感想でした~(*'ω'*)
次回は楊の感想です。ちょっとネジ何本も飛んでる感想(いつもだよ)ですけれど、お時間ある時にでも遊びにいらして下さると嬉しいですv(*´▽`*)