げーむしたよ!

ゲーム(主にADV)感想備忘録

カレと48時間逃亡するCD クリミナーレ! Vol.1 ジェラルド 感想

シチュCD『クリミナーレ!』の感想です。

シチュエーションCD感想を書いてみようかな~と思い立ち、さっくり感想(これきりの可能性大)。
因みに私はシチュCDでも自己投影一切ないので(出来んわ)、ヒロインも一人のキャラとして聴いております(*'ω'*)

ネタバレ考慮しておりませんので、少しでもネタバレNGの方は閲覧ご注意下さいね。

 

 

カレと48時間逃亡するCD クリミナーレ! Vol.1 ジェラルド

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ファーザーの最後の命令は、「娘を守れ」だった――――。

各国の裏社会を牛耳るマフィア組織「アンフィスバエナ」
――世界規模で活躍する闇の組織だ。
密売、暗殺、闇の仕事はなんでも請け負う。
その中でも最近注目を集めている6人の少年達がいる。
彼らは「ファーザー」によって手塩にかけられた孤児達。
いわば、闇のエリートだ。
しかし、ある日ファーザーが暗殺されたことで組織に変化が訪れる。
彼が最期に残した「娘を守れ」という命令。
6人の少年たちはファーザーの愛娘(あなた)を匿う事になる。
コンクラーヴェ(次期教皇選出)」と呼ばれる権力争いが激化し、周囲から狙われる中、命懸けの48時間が始まる。

制限時間は48時間!手錠で繋がれ続ける危険(ヤバ)い愛!

ジェラルド CV:緑川 光

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 記念すべきクリミナーレ!シリーズ第一弾。
二枚組という事もあり、トータルボリュームたっぷりの約二時間くらいはあったかな?初回生産限定盤のキャストフリトーク入りを購入。
第一弾はキャラ6人発売されています。18禁ではないので苦手な方も安心ですよ(笑)。
キャスト陣もとても豪華です。ジャケットイラストも素敵にイケメン。

ヒロインは自分の父親が誰かも知らず育てられてきて、今回の組織の抗争に巻き込まれて初めて自分の父親がマフィアのファーザーであるという事を知るんですね。
今回のお相手、ジェラルドとの出会いは突如として拉致され意識を失い、気づけば同じく捕まってしまったジェラルドと手錠で繋がれていたという所から。
ジェラルド、二丁拳銃使いなんですよーっ。私、二丁拳銃使うキャラの、撃つ構えのポーズとか恰好良くて大好きです!ピオフィのギルもあのポーズがめっちゃ好き。
なのでストーリーも興味を惹かれたって言うのもありますが、ジェラルドが好みで買っちゃったのも理由の一つ(笑)。声も緑川さんのサンプルボイスが素敵でしたので。

紹介文にもありますが、ファーザーを敬い、仲間を思い、仁義が厚く、面倒見の良い、優しいマフィアでした(優しいマフィアってのも変だけど)。

第一声が割と高めの声だったので、あれ、このトーンでいかれるのかな?と思っていたんですが、その後はいつもの柔らか低く落ちてくる緑川さんボイスで、中盤から終盤は本当お耳が幸せ状態でした(*´▽`*)
何と言うのか、低いのだけれど低すぎない、高すぎない、柔らかく落ち着いた声が良いんですよ~。

ファーザーの遺言に従い、その愛娘を捜してはいたものの、最初はヒロインがファーザーの娘という事を知らず、不幸にも偶然マフィアの抗争に巻き込まれたカタギのコだと思ってたジェラルド。
手錠で繋がれたまま逃走していくんですが、マフィアに対する危機感が足りないんじゃないかと、自分に必要以上に近づき過ぎないようにヒロインを牽制の為、押し倒して無理矢理してやろうか?って感じで拳銃で脅すんですが、この時の服を乱していくやり方、拳銃の銃口部分で引き上げてシャツのボタン弾き飛ばしていくんです。
めっちゃ器用だな、ジェラルド。それ一度や二度じゃないだろ。そのやり方ヤリ慣れてるだろ。←やめなさい
などと思ったの、私だけでしょうか。恐るべき、ファーザーの秘蔵っ子若き18歳。
だってあれ難易度高そうじゃないですか?それともヒロインのボタンが取れやすいの?(それも問題だが、ツッコミ過ぎ私)
まあ、途中でヒロインがファーザーの娘の証たるものを落とした事で、何だって!?な展開に変わり、未遂に終わりました。元々脅かすだけのつもりだったらしいけど。後のエピソードで悪かったと謝るシーンがまた可愛いらしき。

ファーザーの死をきっかけに組織を潰そうと他勢力が動き出し、仲間も囚われる危機的状況の中、全てを取り戻すためにヒロインを守りながら逃亡していく、リミットに追われながらの逃亡劇、なんですが。
手錠で繋がれたままの48時間なわけですよ。気になりますよねーうん、気になりますよ。手錠ネタあるある。
トイレどうしてたんだ。←デリカシーゼロ
本編、一切触れなかった(そりゃそうだ、乙女向けシチュCDだ)。
つい、リアルに考えてしまう、駄目な自分(笑)。
だって48時間はさすがに生理現象あるでs…(はい、ストップ)

さておき(笑)、ここから徐々に二人の距離が近づいていくんですが、この辺り緑川さんの声音も柔らかめに優しく、親しみが孕んでくるのが分かるのでぷちキュンきますv
ちょっと意地悪めに揶揄うシーンもあるんですけど、何か微笑ましいんですー(*´▽`*)
ジェラルドの優しさに触れる度に、「優しいのね」と返すヒロインに、まだ言ってんのか、俺は優しくなんかない。マフィアだぞって返す遣り取りが聴けるんですけど、基本、彼はマフィアの男なのに優しい部分多いなと思います。
子供がボールを追って車に轢かれそうになるのを助けたりとか、ベタなんですがこういうベタなの私大好きなのでキュンキュンしますーっ(〃▽〃)この時の真剣な声がね!
次期ファーザー候補と言われている彼だけど、その器ではないと言う彼の中には、マフィアの抗争に巻き込まれ両親を目の前で失ってしまい、何も出来なかった後悔と失う恐怖が根底にあり、それがヒロインを大事な存在へと変化していく中で弱い心も曝け出していく、強さの中に人間らしい弱さも見せる部分が魅力でした。
蛾が苦手で、キチンと閉めろ、虫が入ってくるだろっていう所とか可愛い♡
孤児になった自分を育ててくれたファーザーへの恩義、仲間を大切に思う心根の良さは人柄が本当に良いんだなと感じます。

ラブシーンはキスシーン多いです。ダミヘ使用だけにリップ音サービス十分な程あります。移動する感じとかもそうですが、息遣いとか息吹きかけとか囁きとか、色々甘さと色気たっぷりで耳の至福でありました(〃▽〃)

全体通して柔らかで温かみのあるジェラルドの人柄はホッとさせられるものでした。
ラストはちゃんとヒロインのお母さんに挨拶に行くのも好感。
しかしさすがファーザーが愛したお母さま。娘がマフィアの新ファーザーの恋人(もう奥さん?)になるとなっても送り出すって度量がある。
強さはもちろんでしたが、「俺が守ってやる」、「オマエを傷つけさせはしない」と恰好良く甘い科白もしっかりありで、十分に萌え楽しませて頂きました!(*≧▽≦*)

気になった点と言えば、ヒロインは当たり前なんですが科白がないのですけど、肯定や否定とか返事を返してるであろうシーン、一々衣擦れの音が入る所。
無くても伝わる部分が多いので、あまり要らなかったかなーって。ちょっとガサゴソうるさく思えたのが正直な所です。
後、銃撃戦とか爆発音とか、効果音がめっちゃでっかいのでビクゥ!!Σ(°◇゚;)!?ノってなります(笑)。油断してたら心臓跳ねますマジで(寿命がー)。
でも迫力はあるし、合間に入る科白とかカッケー!です。

そしてそしてフリートークの緑川さん!
せっかくダミヘがあるのでって事で、ダミヘを使いあの良い声の大サービスを展開してくれます!(笑)
水でも飲んでみましょうか、って所から始まり、最後まで声のサービスたっぷりで届けて下さいました。プロだ!(≧▽≦)
是非手に入るならフリートーク入りをオススメです♡
クリミナシリーズは色々出ていて長いですけど、まず第一弾を聴いてみて判断するのもいいかと思います(*´▽`*)

 

それでは!