Switch『逆転裁判123成歩堂セレクション』の感想です。
今回ネタバレはしておりません。
逆転裁判123成歩堂セレクション
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異議あり!
公式サイト
PV
登場人物
成歩堂 龍一(主人公)CV:巧舟 あふれる正義感とハッタリを武器に戦う弁護士。
御剣 怜侍 CV:岩本辰郎 異常なまでに犯罪を憎む、検事局きっての天才検事。
綾里 千尋 CV:河原深雪 真宵の姉。成歩堂が勤めている綾里法律事務所の所長。
糸鋸 圭介 所轄署の刑事。過去、御剣に助けられて以降、彼を非常に慕っている。
矢張 政志 成歩堂の幼馴染。お調子者のトラブルメーカーだが憎めない性格。
狩魔 冥 CV:諏訪部ゆかり アメリカ育ち。13歳で検事となり、現在まで完全無敗を誇る。
綾里 春美 真宵のいとこ。綾里家の分家の娘で強い霊力を持つ。
ゴドー CV:神谷英樹 マスクで素顔を隠す、正体不明の検事。成歩堂に敵意を持つ。
感想
123と一気にナンバリングタイトルプレイしましたが…もうハチャメチャに最高に面白かったです!!!
実はこちらより先に『大逆転裁判1&2』のSwitch版を購入しており、最初は逆転裁判の方はプレイしなくてもいいかな?と思ってました。スミマセン!!今ではこっちやらないなんてとんでもねぇ事だったわって思ってます、ハイ。
でも気になってはいたので、公式でPV見たりして検討しまくった後、やっぱり買うか!と。
そんな訳で買ったはいいが暫く安定の積み状態(←安定にすんな)が続き、漸くプレイしてクリアに至りました。
この『逆転裁判123成歩堂セレクション』は過去GBAやDSなどで発売されていた3作品を1本にまとめた移植で、3DSから始まり、現行ではPS4・Switch・Xbox One・Steamで発売されております。
驚いたのはボリュームが1・2・3とそれぞれ思っていた以上にあり、各タイトル最終話はどれも見応え凄かったです。感動しますよ!しましたよ!
特に3の最終話は集大成っぽくてメインキャラも勢揃い、これまたストーリーが激アツで感動でした!!!止めどきが難しくて睡眠不足に陥り、これ書いてる今もめっちゃ眠たい(笑)。シナリオ重視の人にもオススメしたい。神ゲーと言われているのも納得しました。
ああ、終わっちゃったーっ!寂しい!って感じでありながらも、楽しかったよーっ!!!という感謝の気持ちでプレイを終えた作品。
プレイ前はもっとライトなストーリーの、ギャグ強めな感じかな?と思ってたので、気軽にやるかーと選んでみたんですが、とんでもなかったです。良い意味で裏切られる。ストーリー運びと繋がりがワクワクするし、結構シリアス展開多めで衝撃だったり切なかったり、泣かされるものもあり。
法廷で争う遣り取りは手に汗握るシーンもあり、ナルホドくんや御剣検事のカッコ良さにときめいたりもしてました(笑)。BGMも良いんですよ。
キャラはクセが強々で濃厚、そらもうかなりぶっ飛んでます(笑)。特に証人になるキャラ達と、ナルホドくんと対峙する検事達がね!もうあの、リアクションとか見てるとですね…普っ通ーぅっにウザイです!イラッとします!(おい)。
いや、リアクションタイム思ったより長いんです。その多さと動きの派手さやあり得なさが強烈。でもだからこそ引き込まれるんだろうな~。画面が賑やかで飽きがこない。時にガンガンにバイブレーションでマシンガントーク、反対に無駄に沈黙タイムで威圧感、法廷にお弁当やらティーセットは持ち込む、トランプは取り出す、動物やら蝶々が舞い飛ぶ、鳩の餌まき散らす、かなりの暴言は吐く等々、リアルであり得ない非常識さにツッコミが絶えない。つーかその場で捕まるぞレベルの事もやらかす。なんでもアリかいっ!状態。検事サイドも鞭持ってビシビシやるし(これも普通は即逮捕だろ)、珈琲グビグビ飲んでる奴はいるしでやりたい放題の無法地帯法廷(笑)。バーみたいにシューッと流れ出てくるゴドーのおかわり珈琲はどっから湧いて出るんだ!?無駄にカッコ良いんだけど!←
他にも独自のなんちゃってが多数あり、霊媒で降霊やらのファンタジーっぽさ、検事と警察の組織設定も変えちゃって(検事の部下が刑事とか、別であるのに同組織になってる)、知識浅い私でもわかるような「ないだろ!」な不思議ワールド満載。この大味な部分と組み込まれたシリアスな部分との混ぜ込み具合が上手い。ギャグとシリアスのメリハリが抜群に効いていて超がつくほど面白いです。キャラのボケツッコミ会話とかも最高。
因みにボイスのある担当声優さんは全員カプコン社員さん(※現在は退社されていらっしゃる方もおられます)だとか。主人公・成歩堂の声は企画・シナリオ・ディレクターの方。と言っても「異議あり!」「待った!」「くらえ!」の3つのみ。ゴドーさんの声が渋めで好き(*´ω`*)
操作性はまず移動が一発選択で飛べないのが面倒でした。昔のゲームなので仕方ないかなとは思いつつ、複数回移動選択しないといけなかったりするので結構な手間。
後はキャラが喋る度に文字送りのピロピロ音が鳴るんですが、慣れるまで大変だった~。苦手だ。OFFも出来るっちゃ出来るんだけど、SE一纏めでしか消せない為、他の音までOFFになるのが不便で結局そのままピロピロ。まあ私は途中で慣れたからいいけど、あれはキツイ人はしんどいって場合もあるかもなので、ここだけのみのON・OFFの切り替えあったらな~と。
バイブレーションも凄かったですね。ADVなのにどんだけブルブルブルブル震えんねん、このゲーム!(笑)ってツッコミまくる多さで笑ってしまった。
一番残念だったのは、ギャラリーがなかった事。素敵な一枚絵も沢山あったので、思い出に浸りたかった…( ;∀;)
ゲームシステムは裁判の為に情報や証拠を集める探偵パートと、それらを元に検事や証人と戦う法廷パートで構成。
指紋採取やルミノール試薬、金属探知機などの操作がある話もあれど、これらに関しては基本はそんなに難しくなく、簡単な方です。…とか言ってますが、最初の指紋採取の時はあんまり粉かけすぎはいかんのかと思って軽くしてはらったらリテイクくらいましたけど(下手か)。意外に判定細かかった(笑)。
問題は法廷パートで矛盾をつきつけたりゆさぶったり、決定打の証拠品などをどのタイミングでとか、どれがそれに該当するんだとかが…簡単にわかるものもあるけどサッパリわからん!ってのもあったりで(∀`*ゞ)エヘヘ←お馬鹿である。
まあ、そんな時は攻略サイト(すぐ頼る)。
キャラはですね、最推しは御剣さんです!!ナルホドくんもゴドーさんも、女のコキャラも皆好きですけど、やっぱり御剣さん好きですっ!!
初登場時はコイツ!って感じで超厭味ったらしいんですけど(←)、話が進んでいくと見えてくるカッコ良さやら弱点やら可愛らしさやら友人思いやらで、色々魅力詰まってる人でした。出てこないと「御剣さん出ないのー?」って寂しかったりしましたね(笑)。逆転検事も移植してくれないかなぁ。やりたいっ!
最初の印象とくるっと変わったのが2から登場する狩魔の冥ちゃんでしょうか。傍若無人に鞭ビシバシで人を叩きまくるもんだから、2終盤くらいまで苦手だったんですけど、一気に可愛くなるんで必見です。もうあるシーンで私「かっ、可愛よっ!冥ちゃん可愛いっ!」って何度も呟いてましたよ(ちょろい)。でもあそこは本当可愛いので、プレイしてみたい方は是非に陥落を味わってほしい。彼女の可愛さに落ちますからっ(笑)。
123と繋がり見えてくる真実に胸躍るストーリー展開と、これでもかな方向からくる突き抜けるコミカルさがたまらない、美味しさ抜群の作品でした!
プレイする事が出来て本当に良かった!!ありがとうございます!!
アニメも観てみようかな!(笑)
それでは。
see you next time!